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MacのTimeMachine(タイムマシーン)用に外付けストレージを準備(フォマット)する

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MacのTimeMachine(タイムマシーン)用に外付けストレージを準備(フォマット)する

この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。

Macの標準バックアップソフトウェア(TimeMachine:タイムマシーン)に必要となる外付けストレージの準備方法が知りたい。

Macの標準バックアップソフトウェア(TimeMachine:タイムマシーン)を使う場合、取得したバックアップファイルを保存するための外付けストレージ(SSD、HDD)の用意とストレージのフォーマットが必要になります。

本記事では、TimeMachineを使うにあたり用意すべき外付けストレージとフォーマットの方法を説明します。

特にTimeMachineで取得したバックアップファイルの暗号化を考えている方は、このフォーマットの段階で適切なフォーマットを実施しておかないと、後でかなりの時間がかかったり、結局フォーマットからやり直すことになります。

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TimeMachine用の外付けストレージを用意する

Macの標準バックアップソフトウェア(TimeMachine)を使うには、取得したバックアップファイルを保存するための外付けストレージ(SSD、HDD)が必要になります。

外付けストレージの種類(SSDかHDDか)を決める

外付けストレージとして、SSDとHDDのどちらを使用するかを決める必要があります。

どちらを選択すべきかの判断基準を紹介しますので、あなたにあった方のストレージを選択してください。

SSDを選択した方が良い人
・バックアップ時間を少しでも短くしたい方
・ストレージの大きさをコンパクトにしたい方
・ストレージの故障のリスクを抑えたい方(HDDより衝撃に強い)

HDDを選択した方が良い人
・ストレージの価格を抑えたい方
・取得するバックアップの容量が多い方(1TBを超えるようなサイズ)

外付けストレージの容量を決める

外付けストレージを選択する上で、もう一つ考慮すべき点が外付けストレージの容量です。

バックアップ対象のデータ容量(Macのディスク使用量)以上の外付けストレージの容量が必要です。

さらに今後バックアップを継続的に取得していく事を考えると、1.5倍〜2倍以上の容量を確保する事が望ましいです。

外付けストレージを用意する

外付けストレージの種類(SSDかHDDか)と容量が決まったら、実際に準備します。

まだお持ちでない方は購入してください。

外付けストレージとしてSSDを選択された方は、以下のSSDがおすすめです。

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TimeMachine用の外付けストレージをフォーマットする

外付けストレージを用意できたら、次はTimeMachineで利用できるように外付けストレージをフォーマットする必要があります。

フォーマットは重要です。
取得したバックアップファイルの暗号化を考えている方は、適切にフォーマットを行わないと後で後悔する事にもなりますので、ご注意ください。

暗号化するメリットは?

外付けストレージを暗号化する事で、外付けストレージを紛失した場合などに、第三者にディスクの内容を盗み取られる事を防ぎます。

外付けストレージは持ち運びが容易で紛失のリスクが高いため、暗号化する事をおすすめします。

それでは、外付けストレージのフォーマットを実施していきます。

Macに外付けストレージを接続する

Mac本体にフォーマットする外付けストレージを接続します。

今回の説明では、USB Type-C接続の外付けSSDとMacBookを使用します。
Mac(MacBook)と外付けSSDをUSB Type-Cケーブルで直接接続します。

MacBookにUSB Type-C接続の外付けSSDを接続

外付けストレージを接続すると、「Time Machineでバックアップを作成するために<ストレージ名>を使用しますか?」というダイアログが表示される場合があります。その場合は「後で決める」をクリックして、ダイアログを閉じてください。

MacBookなどUSB Type-C端子しかないMacにUSB Type-Aの外付けストレージを利用したい場合は、マルチハブや変換アダプタなどが必要になります。

マルチハブや変換アダプタについては以下の記事を参考にしてください。

外付けストレージをフォーマットする

Mac本体に外付けストレージを接続できましたので、続いて外付けストレージのフォーマットをしていきます。

DocのLaunchpadのアイコンをクリックします。
※他の方法でLaunchpadを起動してもOKです

macOS big sur Launchpad

Launchpadが表示されますので、「その他」をクリックします。

macOS big sur Launchpad その他

「ディスクユーティリティ」をクリックします。

macOS big sur Launchpad ディスクユーティリティ

ディスクユーティリティアプリが起動し、画面が表示されます。
画面左側の「外部」に表示されている外付けストレージを選択します。

macOS big sur ディスクユーティリティ外付けストレージ選択

「消去」をクリックします。

macOS big sur ディスクユーティリティ消去

ストレージを消去しますか?というダイアログが表示されます。
「方式」を「GUIDパーティションマップ」に設定します。

macOS big sur ディスクユーティリティ方式

「方式」が表示されない場合、こちらの記事に従って操作することで表示されるようになります。

続いて、「フォーマット」を選択します。
OSのバージョンと暗号化の有無によって、下の表からフォーマットを選択します。
今回の説明では、「APFS(暗号化)」を選択しています。

  暗号化なし 暗号化あり
macOS Big Sur以降の場合 APFS APFS(暗号化)
macOS Catalina以前の場合 Mac OS拡張
(ジャーナリング)
Mac OS拡張
(ジャーナリング、暗号化)
macOS big sur ディスクユーティリティフォーマット

ストレージの暗号化はこの時点で行わなくても、TimeMachineでバックアップを取得する段階でも設定可能ですが、その場合、暗号化処理にかなりの時間を要します。(データ量にもよりますが、何十時間もかかる場合もあります)
暗号化を行いたい方は、この時点で暗号化しておくことをおすすめします。

フォーマットで「APFS(暗号化)」を選択すると、暗号化したストレージにアクセスする時に要求されるパスワードを設定するためのダイアログが表示されます。
「パスワード」にパスワードを入力し、「確認」にも同じパスワードを入力し、「選択」ボタンをクリックします。

macOS big sur ディスクユーティリティ暗号化パスワード入力

「フォーマット」と「方式」が選択したものになっていることを確認し、「消去」ボタンをクリックします。
※「消去」ボタンをクリックすると、ストレージの内容が消去されます

macOS big sur ディスクユーティリティ外付けSSD消去開始

ストレージの消去が完了すると、「消去プロセスが完了しました。」というメッセージが表示されますので、「完了」ボタンをクリックします。

macOS big sur ディスクユーティリティ外付けSSD消去完了

これで外付けストレージの消去は完了です。

ストレージの暗号化を実施した場合、外付けストレージを接続するたびに以下のダイアログが表示されます。
正しいパスワードを入力すると、ストレージにアクセスできるようになります。
(パスワードを知らない人はストレージにアクセスできません)

macOS big sur ストレージ暗号化パスワード入力

(参考)外付けストレージの暗号化を解除する方法

外付けストレージの暗号化を実施後に暗号化をやめたい場合、暗号化を解除することができます。

ここでは、暗号化を解除する方法を説明します。

外付けストレージをMacに接続すると、デスクトップに外付けストレージのアイコンが表示されます。

macOS big sur 外付けストレージアイコン

外付けストレージのアイコンを右クリック(2本指でタップ)すると、いくつかの項目が表示されますので、その中から「暗号解除」をクリックします。

macOS big sur 外付けストレージ暗号解除

「暗号化をオフするにはパスワードが必要です」と表示されますので、「パスワード」を入力し、「暗号化をオフにする」をクリックすると、暗号化の解除が開始されます。
※データ量によってはかなりの時間がかかります

macOS big sur 外付けストレージ暗号化オフパスワード入力

まとめ

本記事では、TimeMachineを使うにあたり用意すべき外付けストレージとフォーマットの方法を説明しました。

特にTimeMachineで取得したバックアップファイルの暗号化を考えている方は、このフォーマットの段階で適切なフォーマット方法を実施しておかないと、後でかなりの時間がかかったり、結局フォーマットからやり直すことになります。

本記事の内容をしっかり読んだ上で、実施してもらえると無駄な作業を行わずに済みます。

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