この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
MacでExcelなどのOfficeファイルを誤って削除してしまったので、削除したファイルの復元をしたい。
Macのファイル復元アプリ「Tenorshare 4DDiG」がどのような製品か知りたい。
仕事や勉強をはじめとして、様々な場面でOfficeファイル(Word、Excel、PowerPointなど)を扱うことがあります。
発表や提案の資料をPowerPointやExcelで作成したり、Wordで契約資料を作成したりと、Officeファイルは大切な資料に用いられることも多いです。
「もし、作成した資料(Officeファイル)が消えてしまったら」と思うとゾッとします。
しかし、そのゾッとすることは現実に起こり得ます。
例えば、不要なファイルと思って誤って削除してしまったり、不要なUSBメモリを削除したら実はそのUSBメモリの中に必要なファイルが入っていたなど、大切な資料が消えてしまうことは普通に起こってしまいます。
そこで本記事では、Macで誤って削除したExcelなどのOfficeファイルを復旧・復元する方法を紹介します。
復元には「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使用します。
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使えば、誤って削除したExcelファイルを簡単な操作で復元できます。もちろんExcelに限らず他のOfficeファイルや画像や動画といった様々なファイルの復元も可能です。
大切なファイルを誤って削除してしまった方には、ぜひ本記事の内容を参考にしていただきたいです。
削除したExcelファイルを復元できるケース
MacでExcelファイルを誤って削除してしまった場合、簡単に復元できる場合もあります。
通常の設定であれば、削除したExcelファイルはゴミ箱に入っています。
ゴミ箱から誤って削除したExcelファイルを探し、「戻す」を選択することで、復元ができます。
一方で、ゴミ箱からも削除してしまった場合、通常は削除したファイルを復元することはできません。(本記事で紹介する「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使っての復元が必要になります)
削除したExcelファイルを専門ツールで復元する方法
専門ツール(「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリ)を使って、削除したExcelファイルを復元する方法を紹介します。
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリとは
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリは、様々なデータ損失シナリオから失われたすべてのデータを高い成功率で復元できるアプリケーションです。
NTFS、FAT、APFS、HFS+、HFS Xなどのすべてのファイルシステムと1000種類を超えるファイルに対応していて、特許技術により、元の形式とサイズを維持したままデータを完全に復元することが可能です。
パソコンの内蔵ディスクにあるファイルだけでなく、SDカードやUSBメモリ、外付けHDDなどにあるファイルの復元も可能です。
データを失った状況に関係なく、全てのデータを検索できる業界最高峰のデータ復元方法により、高い復元率を実現しています。画像ファイルやドキュメントファイルといった容量の小さなファイルだけでなく、動画ファイルの復元も可能です。
Mac版に加え、Windows版も用意されています。
「4DDiG」には、有料版だけでなく無料版が用意されています。
無料版は、データ復元の前に実施するスキャンとプレビューが可能です。
データを復元したい場合は有料版(ライセンス)を購入する必要があります。
購入する前に無料版でデータを復元可能か確認できるので安心です。
詳細は公式サイトでも確認できます。
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリの使い方
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使って、実際に削除したExcelファイルの復元方法を紹介します。
今回は、USBメモリに入ったExcelファイル(10ファイル)を用意しています。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイル](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_01.jpg)
Excelファイルの一つを開くと、当たり前ですがこのように問題なく開けます。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイルを開く](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_02.jpg)
USBメモリのExcelファイルを全て削除します。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイルを全て削除する](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_03.jpg)
USBメモリの中は何もファイルがない状態となりました。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイルを全て削除済み](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_04.jpg)
さらにゴミ箱からも削除します。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイルがまだゴミ箱に残っている](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_05.jpg)
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元対象となるExcelファイルをゴミ箱からも削除](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_06.jpg)
これで、Excelファイルは通常の方法では元に戻せなくなりました。
ここから、「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使って、戻すことのできなくなったExcelファイル(10ファイル)を復元していきます。
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを起動します。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリを起動](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_07.jpg)
ファイルのスキャンが始まります。
スキャンが終わると、左下に「スキャン完了!」が表示されます。
スキャンにより見つかったファイルはエクスプローラのように階層形式で表示されていますので、フォルダの中をたどって目的のファイルを探します。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリでスキャン完了](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_08.jpg)
削除した10個のExcelファイルが見つかりました。
今回は10個のExcelファイル全てを復元したいので、ファイルにチェックを付けて、「復元」をクリックします。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで削除したExcelファイルが検出された](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_09.jpg)
復元先を選択する画面が表示されるので、復元先を選択して「開く」をクリックします。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元先を選択](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_10.jpg)
復元が完了しました。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元完了](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_11.jpg)
削除した10個のExcelファイルが復元されています。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元したExcelファイル](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_12.jpg)
復元したExcelファイルもちゃんと開くことができました。
ただ、10ファイルのうち、1ファイルはうまく開くことができませんでした。どうもファイルが破損していて正しく復元できなかったようです。
必ずしも全てのファイルが復元できるというわけではない事を理解して使用する必要があります。
![「Tenorshare 4DDiG」Macデータ復元アプリで復元したExcelファイルは問題なく開けた](https://iwatti.com/wp-content/uploads/2022/11/office-files-recovery-mac_13.jpg)
このように使い方はとても簡単です。
「Tenorshare 4DDiG」の動作条件と対応デバイス・ストレージ
動作条件(Mac)
Mac版の動作条件は以下の通りです。
求められるスペックは高くありません。
サポートOS | macOS Ventura、macOS Monterey、macOS Big Sur、macOS 10.15 (Catalina)、macOS 10.14 (Mojave)、macOS 10.13 (High Sierra)、macOS 10.12 (Sierra) |
ファイルシステム | APFS、HFS+、FAT32、exFAT、NTFS |
CPU | 1GHz (32 bit or 64 bit)以上 |
RAM | 200MB以上 |
ディスクスペース | 512MB以上 |
対応デバイス・ストレージ
対応するデバイス・ストレージは以下の通りです。
幅広いデバイスやストレージに対応しています。
- コンピューター、ラップトップ
- 内部ハードディスク
- 外付けハードディスク
- メモリカード
- SD カード
- デジタルカメラ
- USB フラッシュドライブ
- その他の記憶メディア
詳細は、以下の公式サイトを参考にしてください。
有料版と無料版の違い
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリには、無料版が用意されています。
無料版は、データ復元の前に実施するスキャンとプレビューが可能です。
データを復元したい場合は有料版(ライセンス)を購入する必要があります。
購入する前に無料版でデータを復元可能か確認できるので安心です。
有料版の価格については、以下の公式サイトで確認できます。
まとめ
本記事では、「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使い、Macで誤って削除したExcelなどのOfficeファイルを復旧・復元する方法を紹介しました。
「Tenorshare 4DDiG」データ復元アプリを使えば、誤って削除したExcelファイルを簡単な操作で復元できます。もちろんExcelに限らず他のOfficeファイルや画像や動画といった様々なファイルの復元も可能です。
専門知識不要で簡単な操作でファイル復元が可能です。
無料版で復元可能か確認もできますので、ぜひ試してみてください。
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