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EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」をレビュー。車中泊やアウトドア、防災で活躍。

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EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」をレビュー。車中泊やアウトドア、防災で活躍。

この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。

  • 車中泊やアウトドア、防災で使えるポータブル電源を探している。
  • EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」がどのような製品か知りたい。

最近ポータブル電源の種類が豊富になってきました。
容量の大きいものから小さいものまで幅広くラインナップされています。

一方で、初めてポータブル電源を購入するとなった時、どの製品を購入すれば良いか迷ってしまいます。「大は小を兼ねる」の言葉通りに大容量のポータブル電源を購入するのも良いのですが、ポータブル電源の容量が大きくなると、重たくなり、価格も非常に高価になります。

しかも、買った後でやっぱり使いづらいとなれば、無駄になってしまいます。

そこで、まず最初に試してみたい、あるいはサブとして小型のものがもう一台ほしいといった場合にちょうど良い容量のポータブル電源があります。

それが本記事で紹介する、EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」です。

「RIVER2 Max」は、わずか6.1Kgの重量でポータブル電源としては軽量です。また、512Whの容量があり、出力ポートはUSBポートx4、ACコンセントx4、シガーソケット、DCポートx2と豊富です。充電回数はなんと3,000回可能で、長期に渡り使用できます。

記事内で詳細を紹介しますので、参考にしてください。

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EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の製品概要

「RIVER2 Max」はEcoFlow社から販売されているポータブル電源です。

EcoFlow社は様々なポータブル電源を販売し、実績もあり、ポータブル電源では人気のメーカーです。

「RIVER2 Max」は512Whの容量がありながら、重量はわずか6.1Kgで、ポータブル電源としては軽量です。豊富な出力ポートを備え、コンセントからの充電はもちろん、シガーソケットやソーラーパネルによる充電にも対応しています。

定格出力は500Wで、独自のブースト機能(X-Boost)により750Wまでの電気製品の動作が可能です。

X-Boostとは、高度なアルゴリズムにより、ポータブル電源の定格出力超の電気製品の動作電圧を下げ、消費電力を定格出力以下に抑えることで稼働させる機能です。

電源には、電気自動車にも使用されているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが搭載されています。バッテリーの充放電を繰り返し行える回数が、一般的に多く採用されている三元系リチウムイオンの平均500回に対して、RIVER2 Maxは6倍の約3,000回です。(初期容量の80%以上を維持)
ほぼ毎日充電しても10年以上も使用可能です。

スマホアプリでの操作にも対応しています。

「RIVER2 Max」の主な仕様は以下の通りです。

モデル RIVER2 Max
容量 512Wh
定格出力 500W(X-Boost:750W)
出力ポート USB Type-A(最大12W)x 3
USB Type-C(PD対応 最大100W)x 1
ACコンセント x 4
シガーソケット x 1
DC5521ポート x 2
入力ポート ACコンセント
DC入力「XT60」ポート(シガーソケット充電、ソーラーパネル充電に使用)
シガーソケット充電 対応
ソーラーパネル充電 対応(220Wまで)
充電時間 約1時間
バッテリーサイクル 3000回以上(初期容量の80%以上を維持)
※リン酸鉄リチウムイオン電池を採用
使用温度範囲 -10°C ~ 45°C
サイズ 約 26.9 x 25.9 x 19.6cm
重量 約 6.1Kg

「RIVER2 Max」の詳細は、以下の公式サイト、またはAmazonのサイトでも確認できます。

RIVER 2 Max|リバー2 マックス
大口注文、おまとめ買い(3台〜)お得な割引サービスございます。詳しくはメール(hello.jp@ecoflow.com)にてお問い合わせください。 史上最速充電 ー わずか60分で満充電  RIVER 2 Maxは、ACコンセントからわずか...

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RIVER2シリーズの紹介、比較

RIVER2シリーズは、EcoFlow製品の中で小型タイプに分類され、今回紹介する「RIVER2 Max」以外にも2製品(「RIVER2」、「RIVER Pro」の2つ)あり、合計3製品が用意されています。

※他にも容量が1,000Whを超える大容量の「DELTA2シリーズ」もあります

「RIVER2 Max」は、RIVER2シリーズの中で中間グレードに位置する製品になります。以下にRIVER2シリーズの簡単な比較を紹介します。

  RIVER2 RIVER2 Max
(本製品)
RIVER2 Pro
容量 256Wh 512Wh 768Wh
定格出力 300W
(X-Boost 450W)
500W
(X-Boost 750W)
800W
(X-Boost 1,000W)
出力ポート USB Type-A x 2
USB Type-C x 1
※(最大60W)
ACコンセント x 2
シガーソケット x 1
USB Type-A x 3
USB Type-C x 1
※(最大100W)
ACコンセント x 4
シガーソケット x 1
DC5521ポート x 2
USB Type-A x 3
USB Type-C x 1
※(最大100W)
ACコンセント x 4
シガーソケット x 1
DC5521ポート x 2
重量 約 3.5Kg 約 6.1Kg 約 7.8Kg

RIVER 2全機種には5年間の長期保証も付いています。

以下は、「RIVER2」(256Wh)です。

以下は、「RIVER2 Pro」(768Wh)です。

EcoFlow「RIVER2 Max」のパッケージと内容物

EcoFlow「RIVER2 Max」のパッケージを紹介します。

パッケージは段ボールです。
「RIVER2 Max」のイラストがプリントされています。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」のパッケージ

パッケージを開封すると、分厚い緩衝材が現れます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」のパッケージを開封

緩衝材を取り出すと、中の製品がしっかりと収まっています。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」のパッケージを開封

パッケージの中には、以下の6点が入っています。

<内容物>
・EcoFlow「RIVER2 Max」本体
・専用AC充電ケーブル
・専用シガーソケット充電ケーブル
・DC5521接続ケーブル
・クイックスタートガイド&保証書
・サンキューレター

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

「専用AC充電ケーブル」は、「RIVER2 Max」をコンセントから充電する際に使用します。コンセントの形状は2Pでアース線があります。長さは約150cmです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

「専用シガーソケット充電ケーブル」は、車のシガーソケットから「RIVER2 Max」を充電する際に使用します。長さは約145cmです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

「DC5521接続ケーブル」も付属します。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

しっかりと日本語で書かれた「クイックスタートガイド&保証書」も付属します。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)
EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

「サンキューレター」も付属します。
製品の機能や使い勝手には直接関係しませんが、こういうところに気配りができるメーカーは個人的に好きです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)
EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の内容物(付属品)

EcoFlow「RIVER2 Max」の外観

EcoFlow「RIVER2 Max」の外観を紹介します。

本体はブラック(かなり濃いグレー)とグレーのツートンカラーです。
傷や汚れが目立ちにくいです。
材質は樹脂のような感じで、金属ではありません。

前面には、「ECOFLOW」のロゴが入っています。
全ての出力ポートは前面に集約されていて、使い勝手が良いです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

中央には、液晶画面とその下に電源ボタン(黄色のボタン)が配置されています。
電源オフの状態で電源ボタンを短く押すと電源がオンになります。電源オンの状態で電源ボタンを長押しすると電源がオフになります。(機器を充電中はオフにはなりません。)

液晶画面には、左の「残り時間」、中央の「バッテリー残量」、右の「入出力」が大きく表示されています。とても分かりやすいです。(他にも出力中の表示や警告なども表示されます)

残り時間
機器へ出力している時は、使用できる残り時間が表示され、バッテリーを充電しているときは、満充電までの時間が表示されます。(時間の単位は下に「Mins」と「Hours」で表示されます。)

バッテリー残量
残りのバッテリー残量がパーセントで表示されます。

入出力
入力と出力の電力(W)がそれぞれ表示されます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

左側には、USBポートが配置されています。
USB Type-A(最大12W)が3ポート、USB Type-C(PD対応 最大100W)が1ポートの合計4ポートです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

下側には、ACコンセントが配置されています。
2Pが2つ、3Pが2つの合計4つです。
中央にACのON/OFFボタンがあります。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

右側には、DCポートが配置されています。
シガーソケットが1つ、DC5521ポートが2つの合計3つです。
下にDCのON/OFFボタンがあります。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

全ての入力ポートは背面に集約されています。
また、背面の上部には持ち運び用の取手があります。

入力ポートは、AC入力ポート(左)とDC入力ポート(右)の2つです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

側面には冷却ファンが備わっています。
冷却ファンは塞がないようにする必要がありますので、置く場所には気をつける必要があります。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観
EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

上面(天面)はフラットになっています。
もう一つポータブル電源がある場合に重ねることが可能です。(充電時にスマホやタブレットなどを置くこともできます)

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

底面には、滑り止めのゴム足が4箇所配置されています。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の外観

EcoFlow「RIVER2 Max」の使用感

「RIVER2 Max」を実際に使用して、「良いと感じた点」と「残念に感じた点」を紹介します。

良いと感じた点

たくさんの機器を同時に充電、使用できて便利

出力ポートが豊富で合計11ポート備わっているので、たくさんの機器を同時に充電したり、使用することができます。

以下の写真は、3つのUSB Type-Aポートで音楽プレイヤー(ウォークマン)とスマホ、タブレットの充電をし、USB Type-Cポートにモバイルモニターを接続し、ACコンセントにミニPCを接続してPC環境を利用しながら、電気座布団をACコンセントに接続している状態です。(線はかなりゴチャゴチャしていますが、ACコンセントなどはまだ空いているので他にも機器を使うことが可能です)

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

これだけ出力ポート数があれば、同時に様々な機器を利用できるので便利です。ポートが足りなくなることはほとんどないと思います。

出力ポートが全て前面に集約されている

全ての出力ポートは前面に集約されています。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

側面に出力ポートが配置されているポータブル電源もありますが、使用している場所によっては側面にアクセスしにくい場合も多くあり、利便性を考えると前面に集約されているというのはとても重要です。

定格出力の500Wを超える電気製品が使える

「RIVER2 Max」の定格出力は500Wですが、独自のブースト機能(X-Boost)を備えているので、750Wまでの電気製品の動作が可能です。

例えば、以下の写真のドライヤーでは、セット+ホットのモードで600W程度必要です。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

本来であれば、定格出力は500Wなので、600Wを必要とするこのドライヤーのモード(セット+ホット)では動作しないはずですが、ブースト機能(X-Boost)により動作します。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

この機能のおかげで、より多くの電気製品を動かせるようになります。
ブースト機能(X-Boost)はすごいです。

「RIVER2 Max」本体への充電が超高速

容量512Whクラスのポータブル電源の充電時間は、一般的に3〜4時間程度かかる製品が多い中、「RIVER2 Max」ではなんと約1時間でフル充電が可能です。

バッテリー残量が25%の状態からACでの充電を行なってみます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

開始約1分後の状況です。
入力は640W近くまで出ています。
(満充電までの時間は残り43分と表示されています。)

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

約30分経過した時点でバッテリー残量は25%→78%になりました。
(満充電までの時間は残り14分と表示されています。)
この時点で充電は止めましたが、計測結果から公称通りに約1時間で満充電にできると言えます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

キャンプや車中泊に出かける場合、普通は前もって充電をしておくのですが、もしも充電を忘れていたとしても出発するまでのわずかな時間で充電できるので安心です。

スマホアプリが便利

「RIVER2 Max」には、スマホアプリが用意されています。
スマホアプリを使うと、さまざまな操作がスマホからできます。
※アプリはiOS用とAndroid用が用意されています

全ての機能を紹介すると膨大になるので、いくつかピックアップして紹介します。

アプリの画面では、充電量や入力電力、出力電力などの情報が一元的に確認できます。さらにACやDCをON/OFFすることも可能です。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

ACの入力を100Wから660Wの間で調整することが可能です。急速充電したい場合は660Wで使用して、バッテリーを労わりたい時には入力を下げるという使い方が良いと思います。
入力の電力が低いほどバッテリーが熱を持たないのでファンの音も静かになります。(100Wに変更して充電した時は、ファンはほとんど回りませんでした。)

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

シガーソケットからの入力電流の変更も可能です。特に軽自動車では高い入力で充電すると車のヒューズが飛ぶ可能性があるので、アプリで調整できるというのはありがたいです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

本体液晶画面の画面待機時間の変更も可能です。
常時表示にすることもできます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

ファームウェアの更新もアプリからできます。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

このようにスマホアプリでは、本体で操作できること以上にさまざまな操作や設定が可能です。

3,000回以上のバッテリーサイクルで長く使える

リン酸鉄リチウムイオン電池を採用することで、バッテリーサイクルは3000回以上(初期容量の80%以上を維持)を実現しています。

ほぼ毎日充電した場合でも10年以上使える計算になります。バッテリーサイクルをほぼ気にせず長く使用できるのはありがたいです。

わずか6.1Kgで軽い

本体の重量は約6.1Kgです。
512Whクラスのポータブル電源としてはとても軽く、片手で簡単に持ち運びできます。

取手がしっかりしているので持ちやすいです。

残念に感じた点

容量の拡張には非対応

ポータブル電源には、拡張用のバッテリーが用意されていて、その拡張用のバッテリーと連結することで容量を増やすことが可能な製品もあります。

しかし、本製品では容量の拡張には対応していません。
使っているうちに容量が足りないとなった場合には、また別途ポータブル電源を買い足す必要があります。(本製品は、そのような割り切りをすることで、コストダウンや重量の軽量化を実現しているので、それを分かった上で購入することが大切です)

取手を持って置くときには要注意

背面にある取手を持っている状態で、「RIVER2 Max」を置く時には注意が必要です。
取手を持っている状態だと、置く時にバランスの問題で前面の角が最初に当たります。特に硬い場所に置くときは本体にダメージを与えてしまいそうで怖いです。

EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」の使用感

置く時には、水平になるように持ち替えて置くなどのひと手間が必要になります。

まとめ

本記事では、EcoFlowのポータブル電源「RIVER2 Max」を紹介しました。

わずか6.1Kgの重量でポータブル電源としては軽量です。また、512Whの容量があり、出力ポートはUSBポートx4、ACコンセントx4、シガーソケット、DCポートx2と豊富です。充電回数はなんと3,000回可能で、長期に渡り使用できます。

車中泊やアウトドアでの利用はもちろん、もしもの災害時に備えて用意しておくと安心です。電源が確保できず充電できないような場合でも、別売りのソーラーパネルを使うことで充電も可能です。

まず最初にポータブル電源を試してみたい、あるいはサブとして小型のものがもう一台ほしいといった場合に、特に適した、容量と価格のバランスの良い製品です。ぜひ、候補にしていただければと思います。

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