GreeShowの携帯浄水器「GS-2801」をレビュー（小型、バッテリー駆動、防災の必須アイテム）

この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。

大雨や地震など災害の多い日本では、いざという時のための備えが大切です。
中でも人間が生きていくために重要なのが「飲み水」の確保です。

1日に必要な水分量は2リットル前後（体重によって必要量は異なります）と言われています。3日分の水を確保すると6リットル必要で、家族4人の場合は合計24リットルの水が必要となります。

災害により断水した場合を想定すると、これらの水を備蓄しておく必要があります。また、避難先など家でない場所で過ごす場合は、必要な水を運ぶ必要があります。（避難先で用意されている保証はありません）

しかし、避難する際に何十リットルもの水を運ぶことは困難ですし、家で過ごす場合でも断水が解消する前に備蓄していた水が底をつく可能性も十分ありえます。

そこで本記事では、雨水や川の水を清潔な飲料水にろ過できるGreeShowの携帯浄水器「GS-2801」を紹介します。

携帯浄水器「GS-2801」は、5段階浄水システムと超高品質0.01ミクロンフィルターにより、水道水や川、渓流の水、雨水などを安心して飲める清潔な飲料水にろ過します。バッテリーを内蔵し、自動で大量の水のろ過が可能です。

コンパクトサイズで重量はわずか350gと軽量です。重たい水を大量に持ち運ばなくても、「GS-2801」があれば飲み水の確保が可能になります。

災害以外にもキャンプや登山といったアウトドアでも活躍します。

GreeShowの携帯浄水器「GS-2801」の製品概要

GreeShowの携帯浄水器「GS-2801」は、バッテリー（リチウムイオン電池）を内蔵した携帯型の浄水器です。

5段階浄水システムと超高品質0.01ミクロンフィルターにより、水道水や川、渓流の水、雨水などを安心して飲める清潔な飲料水にろ過します。

主な特徴は以下の通りです。

本体のカラーは「ブラック」と「グリーン」の2色が用意されています。

フィルターのみを単体で購入することも可能です。

詳細は、以下のAmazonや楽天のサイトでも確認できます。

携帯浄水器「GS-2801」の開封と内容物

携帯浄水器「GS-2801」のパッケージは黒を基調とし、表側に製品のイラストが描かれています。

側面には仕様が記載されています。

パッケージを開封すると、中には以下の9点が入っています。

収納ケースは入り口が絞れるようになっていて、メッシュのポケットが設けられています。また、カラビナ、ベルトバンドもあり、カバンやベルトなどに取り付けることも可能です。

外付けフィルターは本体と同色のものが付属します。

吐出用チューブ（透明）と吸水用チューブ（黒）は区別できるように色分けされています。

フロート（浮き）は、川などで使用する際に外付けフィルターが沈まないようにするためのものです。

吐出用チューブを固定するためのクリップも付属します。

本体を充電する際に使用するUSBケーブルはType-A to Type-Cです。

書類一式として、取扱説明書、サンキューカード、GreeShow入会キャンペーンカードが付属します。取扱説明書は日本語でしっかりと記載されています。GreeShow会員（年会費無料）になると製品保証期間の延長などのお得な特典が受けられます。

携帯浄水器「GS-2801」本体の外観

携帯浄水器「GS-2801」本体の外観を紹介します。

紹介する製品のカラーは「グリーン」です。

形状は円柱（350mlの飲料缶のような形）で、上部が出っ張った形になっています。
表面はマットな仕上がりで、傷や汚れが目立ちにくいです。

上部には、綺麗にろ過した水を出す「吐出口（ゴムキャップ装着）」と操作部（浄水ボタン、LEDライトボタン、電池残量インジケーター）が配置されています。（Greeshowの文字もさりげなくプリントされています）

側面には、LEDライトがあり、その上のキャップを開けるとUSB Type-C端子が現れます。

LEDライトボタンを押すとLEDライトが点灯します。（Greeshowの文字の部分も点灯します。）暗い場所で作業する場合に便利です。
また、同時に電池残量も確認できます。

側面の下部には、ろ過する前の水を取り込むための「吸水口（ゴムキャップ装着）」が配置されています。

底面には滑り止めのゴムが円形に配置されています。

携帯浄水器「GS-2801」の使い方

携帯浄水器「GS-2801」の使い方を紹介します。

基本的にはチューブやフィルターなどを接続して、浄水を開始するという流れになります。

順番に説明します。

「吸水口」のゴムキャップを外します。

「吸水口」に「吸水用チューブ（黒）」を差し込んで取り付けます。
奥までしっかりと差し込みます。

「吸水用チューブ（黒）」のもう一方に「フロート（浮き）」を通します。

「吸水用チューブ（黒）」の先端に「外付けフィルター」を差し込んで取り付けます。

「吐出口」のゴムキャップを外します。

「吐出口」に「吐出用チューブ（透明）」を差し込んで取り付けます。
こちらも奥までしっかりと差し込みます。

「吐出用チューブ（透明）」のもう一方に「ホース用クリップ」を取り付けます。

これで準備は完了です。（ここまでで慣れれば1分もかかりません。）
全体はこのような感じになります。

あとは「外付けフィルター」をろ過したい水に入れ、「吐出用チューブ（透明）」の先をろ過した水を入れる空の入れ物（コップなど）にセットします。
「ホース用クリップ」を使ってチューブを固定すると、チューブがコップから飛び出す心配がありません。

浄水ボタンを押すと、自動的にろ過された水が空のコップに入ります。
※今回は、溜めておいた雨水をろ過しています。

このように簡単に水をろ過できます。

ろ過した雨水を実際に飲んでみましたが、味は売られているミネラルウォーターとほとんど違いが感じられず、美味しくいただきました。
本記事を執筆している時点で、飲んだ後3日以上経過していますが特に体調に問題は出ませんでした。

携帯浄水器「GS-2801」を使って感じた点

良いと感じた点

電動でろ過できる（自動で簡単）

バッテリー内蔵（リチウムイオン電池）で駆動できるので、ボタンを押すだけで水のろ過ができます。自動で水をろ過してくれるので楽です。（準備もとても簡単です。）

内蔵バッテリーだけで連続約180分の稼働が可能で、120リットルの水を連続でろ過できます。大量に水が必要な場合でも対応できます。

一般的に普及しているUSB Type-Cを充電端子として採用している点も良いです。
モバイルバッテリーからの給電も可能です。

安心できる高い除去率

0.01ミクロンの医療レベルのウルトラマイクロファイバーを搭載し、5段階の浄水システムにより高い除去率（99.9999%）を達成しています。

水に含まれる細菌、レンサ球菌、サルモネラ菌などの直径0.01μm以上の固形異物を効果的に除去できます。

厚生労働省の水質基準に照らし合わせ、水質検査を実施しているので安心です。また、厳しい食用水の基準をクリアする国際認証も取得済みとのことです。

実際に雨水をろ過して飲みましたが、普通に美味しく、その後も何も問題はありませんでした。災害時の水の確保は命に直結するので、安心して飲める水が確保できるのはとてもありがたいです。

携帯性バツグン（コンパクトで軽量）

本体はコンパクトで、350ml缶より少し大きいぐらいのサイズです。

付属の収納ケースには、本体だけでなく、チューブや外付けフィルターなどの付属品も全て収まるので、必要なものを一式まとめておくことが可能です。収納ケースにはカラビナとベルトバンドがあるので、携帯性もバッチリです。

本体の重量は、実測で326.4gと公称値の350gよりも軽い結果となりました。
収納ケースに付属品などを全てまとめても460gと500mlのペットボトルよりも軽量です。

災害などいざという時にも使うものなので、コンパクトにまとめて収納、持ち運びできる点はポイントが高いです。

残念に感じた点

本体の防水性能は生活防水レベル

本体は生活防水レベルの防水性能がありますが、水場で使用することが多いため不意に水に浸かってしまうこともあり得るため、もう少し防水レベルが高いとより安心して使えると思いました。

特に、川で使用する場合は、水の中に落としたりしないよう十分な注意が必要です。

まとめ

本記事では、雨水や川の水を清潔な飲料水にろ過できるGreeShowの携帯浄水器「GS-2801」を紹介しました。

5段階浄水システムと超高品質0.01ミクロンフィルターにより、水道水や川、渓流の水、雨水などを安心して飲める清潔な飲料水にろ過します。バッテリーを内蔵し、自動で大量の水のろ過が可能です。

コンパクト・軽量で携帯性が高く、防災用品としていざという時のために用意しておくと安心です。