この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
次のような条件に当てはまるキーボードを探している
・macとwindowsに両対応している
・bluetooth(ワイヤレス)接続ができる
・有線での接続もできる
・日本語配列(JIS配列)が選択できる ※もちろん英字(US)配列も用意されている
・タイピング感の良いメカニカルキーボードである
・キースイッチの交換にも対応している(ホットスワップ対応モデルがある)
・価格は1万円代に抑えたい
実は、これらの全ての条件に当てはまるキーボードは非常に限られます。
有名どころでは、HHKBが候補に上がりますが、HHKBでこの条件を満たす製品は3万円以上と非常に高価でなかなか手が出ません。
本記事では、これらの条件をすべて満たすコスパが高いキーボード(Keychron K8 JIS日本語配列)を紹介します。
Keychron K8は見た目も高級感があり、タイピングもしやすく、複数の端末で切り替えて使用することも可能で、作業効率が上がります。
実際に使用した感想もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
Keychron K8と機能的にほぼ同じで、よりコンパクトなモデルKyechron K2も記事にまとめていますので、興味がある方は参考にしてください。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの製品概要
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの製品概要を紹介します。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードは、テンキーのないコンパクトサイズで、ワイヤレス接続対応のメカニカルキーボードです。
2種類のラインナップがあり、一つはホットスワップ対応で、もう一つはホットスワップ非対応です。
※ホットスワップ対応モデルは、キースイッチを簡単に交換できるようになっているので、後でキースイッチを交換する可能性がある場合には、こちらを選択しておくと良いです
製品の仕様を以下にまとめました。
対応OS | WindowsとMacの両方に対応 (他にもiOS、Androidにも対応) |
接続方式 | Bluetoothで3台の機器と接続、切り替えに対応 USBケーブルでの有線接続にも対応 |
キー配列 | 日本語配列(JIS)、英語配列(US)が選択可能 |
キー数 | 日本語配列(91キー)、英語配列(87キー) |
キータイプ | 赤軸(静音)、青軸(カチカチ音)、茶軸(打鍵感)から選択可能 |
キーエフェクト | 18タイプ・調整可能な4レベルのRGB |
サイズ | 幅:359mm 縦:127mm 高さ:前面35mm、背面42mm |
重さ | 約887g |
より詳細な製品仕様は以下のKeychronの公式ページでも確認できます。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードを開封
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードを開封していきます。
パッケージは紙製の箱になっています。
パッケージは薄いビニールで覆われていて、運送時の水濡れから保護されています。
パッケージの表側です。
黒を基調としたカッコイイデザインです。
パッケージの裏側です。
パッケージを開けると、最初にスポンジの保護材が現れます。
スポンジの保護材を取り出すと、クイックガイドが入っています。
クイックガイドを取り出すと、Keychron K8がお目見えです。
Keychron K8はビニールで梱包されています。
全体的にしっかりと梱包されていて安心です。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの付属品
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの付属品(内容物)を紹介します。
今回購入したのはホットスワップ対応モデルです。
パッケージから全てを取り出すと、8点が入っていました。
<付属品(内容物)>
・Keychron K8 Bluetoothメカニカルキーボード
・USB Type-A to Type-Cケーブル
・キーキャップ交換器具
・キースイッチ交換器具(ホットスワップ対応モデルのみ)
・交換用キーキャップセット
・ユーザーマニュアル
・クイックスタートガイド
・キースイッチ交換時の注意事項(ホットスワップ対応モデルのみ)
充電や有線接続時に使用するUSB Type-A to Type-Cケーブルです。
USB Type-C側はL字になっています。
キーキャップ交換時にキーキャップを外すための器具も付属しています。
ホットスワップ対応モデルの場合には、キースイッチ交換用の器具も付属しています。
交換用のキーキャップは、グレーのエスケープキー、オレンジのライト効果キー、Windows用のAltキーが2つとWindowsキーが2つ付属しています。
Windowsでの利用がメインの場合に、キーキャップを交換できるのは嬉しいです。
ユーザーマニュアルの内容は日本語で記載されています。
クイックスタートガイドの表側はキーキャップ変更の説明が記載されています。
クイックスタートガイドの裏側は、Bluetoothでの接続方法やライトのモード切り替えなど、よく使う操作について簡単に記載されています。
ホットスワップ対応モデルには、キースイッチ交換時の注意事項が記載されたカードも付属しています。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの外観
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの外観を見ていきます。
まずは全体です。
グレーを基調とした配色に、デフォルトではオレンジのエスケープキーがワンポイントになっています。
周りのフレームはアルミで重厚感があり、とても高級な仕上がりになっています。
造りもしっかりしています。
裏側には可変式の脚があり、高さ調整が可能です。
本製品は技適を取得していて、技適マークがプリントされています。
脚(チルトスタンド)は2段階での調整が可能です。
(上の画像は1段階目、下の写真は2段階目)
端子やスイッチ類は左側面に集約されています。
左から、充電や有線接続用のUSB Type-C端子、WindowsとMacのキー配列変更スイッチ、Bluetooth接続と有線接続、電源OFF切り替えスイッチです。
カーソルキーの上にはLEDライトが3つ備わっています。
左から、バッテリー状態LED、Bluetooth状態LED、CapsLock状態LEDです。
LEDバックライトは18タイプ用意されています。
キーボードの手前側の高さは約2.4cmと結構な高さがあります。
この高さのまま使用すると手首を痛める恐れがありますので、パームレストの使用をおすすめします。
(むしろパームレストの使用は必須と考えた方が良いです)
Keychron K8純正の木製パームレストもあります。
段差がほとんどなくなり、快適にタイピングができます。
こちらの記事でKeychron K8 純正のパームレストを紹介しています。あわせて参考にしてください。
Keychron K8 JIS日本語配列キーボードの使用感
実際に使用して「良い」と感じた点
心地よい打ち心地
メカニカルキーボードということもあり、打ち心地が最高です。
文字を打つのが楽しくて、いつまででも打っていたい気分になります。
軸も赤軸、青軸、茶軸と好みで選べますので、自分にあった打ち心地を探せるのも嬉しいです。
今回は静音性とクリック感のバランスの良い茶軸を選択しました。
キーを押した時のクリック感を求めるなら青軸、静音性を重視する場合は赤軸が良いです。
Keychron K8の絶妙な打鍵感は高級機と比べても遜色がないほどです。
ワイヤレス接続で複数台切り替えが便利
Keychron K8はBluetooth接続で最大3台の機器を登録でき、切り替えて使用できます。
さらに有線接続を含めると最大4台の機器を切り替えて使用できます。
例えば、1台目をMacBook、2台目をiPad、3台目をwindowsパソコンといったように登録しておくと、これらの機器で同じキーボードを使って作業ができます。
Bluetoothの切り替えはキー操作のみで瞬時に完了しますので、ストレスを感じません。
MacとWindows両対応が便利
Keychron K8はmacとwindowsの両方に対応しています。
macとwindowsの両方を所持している場合、mac用のキーボードとwindows用のキーボードを別々に揃えると、キーボードの置き場所にも困りますし、打ち心地(使い心地)も異なるため、作業効率が低下するなどの問題が発生します。
Keychron K8の場合、同じキーボードでmacとwindowsで作業ができるので、そのような問題はありません。これは非常に大きなメリットだと感じています。
カーソルキーが完全に独立して存在している
同じような機能を持つKeychron K2と比較して感じるのは、K2のカーソルキーは独立はしているものの上キーがfnキーと同時押しとなっていて、単体押しでは上キーが機能しない点がかなり使いにくいと感じていました。
一方でKeychron K8は完全に独立したカーソルキーが備わっていて、全てのキーが単体で機能するので、カーソルキーを多用する場合は、K2よりもK8が良いです。
コンパクトで場所を取らない
テンキーのないモデルなので、本体サイズがコンパクト(359 x 127mm)にまとまっています。
そのため置き場所を選ばないところが嬉しいです。
実際に使用して「残念」に感じた点
少し重たい
しっかりとしたアルミフレームということで、重量は約887gあるので、持ち運ぶことを考えている場合は少し大変かもしれません。
持ち運ばずに据え置きで使用するのであれば、むしろ安定感があり良いと思います。
パッケージの箱にダメージが多い
今回はKyechronの公式サイトから購入したため、海外からの発送ということもあると思うのですが、パッケージの箱の角がへこんでいたり、傷があったりと、かなりボコボコの状態でした。
(楽天など国内でも購入可能ですので、そちらで購入することをおすすめします。)
中のキーボード自体はしっかりと保護されているので問題はありませんが、高級感のあるパッケージなだけに、少し残念です。
「英数」と「かな」変換が効かない!?
Macで使用する場合ですが、「英数」キーと「かな」キーを押しても日本語入力の切り替えができません。(購入時のファームウェアのバージョンによっては問題がない場合がありえます)
Keychron K8本体のファームウェアのバージョンアップをすることで、この問題を解決できます。
ファームウェアバージョンアップのバージョンアップ方法については、以下の記事で紹介しています。
まとめ
本記事では、ワイヤレスメカニカルキーボード(Keychron K8 JIS日本語配列)を紹介しました。
Keychron K8はワイヤレス接続可能で、macとwindows両対応、さらに高級感があって価格が抑え目と、欲しい機能が全部入りです。
メカニカルキーボードの購入を考えている方には、是非候補に入れてもらいたいです。
Keychronの関連記事もあわせて参考にしてください。
コメント