この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- MacOS Venturaの新機能である「連係カメラ」用のマウントを探している
- MacSafeに対応していないiPhoneでも使える連係カメラマウントを探している
- 「連係カメラ」用のマウントとして有名な「Belkin iPhone Mount with MagSafe for Mac notebooks」以外の選択肢が知りたい
MacOS Venturaの新機能として「連係カメラ」がリリースされました。
「連係カメラ」は、MacとiPhoneを連係して、高性能なiPhoneのカメラをMacのカメラの代わりに使用できる機能です。
「連係カメラ」機能を使用する場合は、MacにiPhoneを固定して利用する形が一般的で、その場合は固定するためのマウントが必要になります。
マウントで有名なのは、Apple Storeでも販売されている「Belkin iPhone Mount with MagSafe for Mac notebooks」です。
「Belkin iPhone Mount with MagSafe for Mac notebooks」は、MagSafeに対応したiPhoneでしか使えず、ディスプレイ上部に引っ掛けて設置する形式のため、使える場所が制限されます。
そこで本記事では、MacとiPhoneの「連係カメラ」としてはもちろん、他にも様々な活用が可能なマウント「MAGHO setup stand」を紹介します。
「MAGHO setup stand」は、MagSafeに対応していないiPhoneでも使用可能で、設置場所にも制限がありません。また、AndroidやNintendo Switchなどのゲーム機でも使用でき、活用の幅がとても広いマウントです。
記事内では、「MAGHO setup stand」がどのような製品であるか、その活用方法や使用感などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
連係カメラマウント「MAGHO setup stand」とは?
「MAGHO setup stand」は、iPhoneのカメラを、MacBook・Macのカメラとして使える「連係カメラ」に対応した、カメラホルダースタンドです。
MagSafeに対応しています。
Macだけでなく、iPhoneとWindows、Androidスマホ×Windowsといった組合せでの利用も可能です。(Windowsで使用する場合は、カメラ連係のための外部アプリが別途必要です)
マウントは取り外し可能で、スマホスタンドとしても使えます。
他にもディスプレイへの取り付けや車載スタンドとしての利用、iPadやNintendo Switchでの利用など、様々なシーンで利用できます。
主な仕様は以下の通りです。
カラー | グレー |
素材 | 亜鉛合金・ステンレス鋼・マグネット |
製品サイズ | 145×58×7mm(全長サイズ) 78×58×7mm(折り畳みサイズ) |
重量 | 45g(本体のみ) |
詳細は、以下の公式サイトでも確認できます。
(同サイトで購入も可能です)
「MAGHO setup stand」のパッケージと内容物
「MAGHO setup stand」の製品のパッケージを紹介します。
パケージの表側です。
中のスタンドが透けて見えるようになっています。
パッケージの裏側です。
様々な利用シーンが載っていて、スタンド利用のイメージが分かるように工夫されています。
パッケージを開封すると、このようにコンパクトにまとまっています。
パッケージの中には、以下の4点が入っています。
<内容物>
・MAGHO setup stand(スタンド本体)
・マグネットシール 2枚
・土台マウント
・マウント粘着シール 2枚
マグネットシールは、MagSafeに対応していないスマホや機器の背面にマグネットシールを貼り付けることで、本製品を利用できるようにするものです。裏面が粘着式になっています。(マグネットシールを使うことで使用できるスマホや機器の幅が一気に広がります)
土台マウントは、スタンドを磁力で取り付けるための土台です。裏面が粘着式になっています。
例えば、ノートパソコンのディスプレイの裏側に土台マウントを貼り付けておいて、その土台マウントにスタンドを装着するといった使い方になります。
(詳しくは本記事にて、取り付け方を説明します)
マウント粘着シールは、土台マウントの交換用の粘着シールです。
土台マウントを貼り直したりしているうちに、粘着力がなくなっても替えのシールが2枚あるので安心です。
「MAGHO setup stand」の外観
MAGHO setup stand(スタンド本体)の外観を紹介します。
素材の亜鉛合金・ステンレス鋼により高い剛性を実現しながら、全体的にメタリックで高級感があります。(安っぽさをまったく感じません)
表側です。
中央に四角の窪みがあり、この窪みと土台マウントが磁力で吸着します。
裏側です。
こちらも表側と同様に中央に四角の窪みがあり、土台マウントと磁力で吸着可能です。さらに周りの黒い部分は磁石になっていて、磁力でスマホや機器を接続します。
※MagSafe対応でなくても付属のマグネットシールを使う事で磁力での吸着が可能です
スタンドはこのように開くことができ、ほぼ360度好きな角度に開き、固定することが可能です。
「MAGHO setup stand」の使い方
「MAGHO setup stand」の使い方を説明します。
今回は、MacBookAirとiPhoneXR(MagSafe非対応)を「MAGHO setup stand」を使って連係します。
MacBookAirのディスプレイ裏(天板)に土台マウントを取り付けます。
土台マウントの裏面が粘着シールになっているので、貼り付ければOKです。
土台マウントにスタンドを取り付けます。
土台マウントとスタンドは磁力で吸着します。
iPhoneXRにマグネットシールを貼り付けます。
※マグネットシールの貼り付けはMagSafe非対応のスマホや機器を使う場合にのみ必要です
スタンドにiPhoneXRを磁力で吸着させて取り付けは完了です。
このようにFaceTimeなどのアプリでiPhoneXRのカメラを使う事が可能です。
内臓のカメラと比べて圧倒的に綺麗に写ります。
スタンドを取り外すときは磁力で吸着しているだけなので、簡単に外せます。
スタンドは単体でスマホスタンドとしても使用できます。
土台マウントを車に取り付ければ、車内でもこのような形でスマホを固定できるスマホホルダーとしても活用できます。(ナビアプリを使う場合などに重宝します)
土台マウントをディスプレイ裏に取り付けることで、ディスプレイ横にスマホを固定することも可能です。
このように、アイデア次第で活用の幅が無限に広がるところが魅力的な製品です。
「MAGHO setup stand」を使った感想
良いと感じた点
スマホをしっかりと固定できる
カメラマウントとして大切な固定力は全く問題なく、しっかりと固定できます。
土台マウントの粘着力は強力で、使用している時に剥がれたり、ぐらぐらすることはありませんでした。
また、土台マウントとスタンドの磁力も強力で、スマホを取り付けていてもしっかりと固定されています。
使用していて、不安定に感じることはありませんでした。
MagSafeに非対応のスマホでも使える
付属のマグネットシールを使う事で、MagSafe非対応の様々なスマホでの利用が可能です。
MacとiPhoneの組み合わせはもちろん、WindowsパソコンとAndroidスマホの組み合わせなど、様々なスマホで使用可能です。
「Belkin iPhone Mount with MagSafe for Mac notebooks」は、MacBookとiPhone(MagSafe対応のみ)の組み合わせでしか使えないことを考えると、本製品の幅広い機器への対応は魅力的です。
活用の幅が広い
パソコンとスマホの組み合わせだけでなく、様々な機器、シーンでの活用ができます。
- Nintendo Switchをディスプレイの下に固定して、ゲームをプレイ
- 車に土台スタンドを固定して、iPadを取り付けてナビで使用
- iPadなどのタブレットのスタンドとして使用
など、アイデアがあれば活用シーンは広がります。
土台マウントは単体購入も可能なので、追加で購入しておくと便利です。
スタンドの角度調整が思いのまま
スタンドの角度調整が思いのままにできます。
また、ちょうど良い力加減で調整でき、重たい機器でもしっかりと角度をキープできます。
スタンド単体で、スマホスタンドとして活用できるところも魅力的です。
気になった点
マグネットシールが取れる事があった
MagSafe対応でないiPhoneにマグネットシールを取り付けて使用していますが、スタンドからiPhoneを取り外す時に、マグネットシールがiPhoneから剥がれてスタンド側に吸着したままになることがありました。
磁力が強力である事もありますが、iPhoneケースの上からマグネットシールを貼り付けているので、ケースの材質の問題かもしれません。
しかし、これにはコツがあって、引っ張るように外すのではなく、スタンドからスライドするように外すとマグネットシールが取れることはなくなりました。
土台マウントは取り付けたままとなる
例えば、MacBookAirで本製品を使用する場合、土台マウントはMacBookAirに取り付けたままになります。見た目の問題で気になる方がいるのではないかと思いました。
また、MacBookAirをケースに収納している場合、本体サイズギリギリのケースだと土台マウントを取り付けたままだとケースに収まらなくなる可能性もあります。
マグネットスマホリング「MAGHO RING」も便利
別売りのmagsafe対応 マグネットスマホリング「MAGHO RING」があると、さらに便利になります。
「MAGHO RING」は、MagSafe対応のスマホリングです。
MagSafe非対応のスマホにもマグネットシールを貼り付ける事で使用可能です。
詳細は、以下の公式サイトでも確認できます。
(同サイトで購入も可能です)
MagSafe非対応のiPhoneXRでも、付属のマグネットシールを使うと磁力でスマホリングの脱着が可能です。
まとめ
本記事では、MacとiPhoneの「連係カメラ」としてはもちろん、他にも様々な活用が可能なマウント「MAGHO setup stand」を紹介しました。
「MAGHO setup stand」は、MagSafeに対応していないiPhoneでも使用可能で、設置場所にも制限がありません。また、AndroidやNintendo Switchなどのゲーム機でも使用でき、活用の幅がとても広いマウントです。
「連係カメラ」用のマウントを探されている方にオススメの製品です。
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