この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- iPad Pro 11インチモデルでiPhoneのMagSafeのようなワイヤレス充電がしたい
- PITAKAのケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」とスタンド「MagEZ Charging Stand」がどのような製品か知りたい
iPad Proを充電するときは、当たり前のようにUSB-CケーブルをiPad本体に挿して充電しています。
でも、充電の度にケーブルを抜き差しするのは面倒だと思いませんか?
iPhoneのMagSafe充電器のようにワイヤレスで充電できると楽なのに、と思ったことはありませんか?
そんな悩みを解決してくれる製品がPITAKAから発売されました。
本記事では、iPad Pro 11インチのワイヤレス充電を実現するPITAKAのケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」と、組み合わせて使うことでワイヤレス充電の活用の幅を広げてくれるスタンド「MagEZ Charging Stand」を紹介します。
(「MagEZ Case Pro for iPad Pro」はiPad Pro 12.9インチ版も用意されていて、「MagEZ Charging Stand」はiPad Pro 12.9インチでも使用可能です)
「MagEZ Case Pro」を使えば、iPad Pro のワイヤレス環境が実現できます。
さらに「MagEZ Charging Stand」を組み合わせて使うことで、iPad Pro をより便利に快適に使用しながら、ワイヤレス充電もできます。
詳細は、記事内で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
製品概要
PITAKAのケース「MagEZ Case Pro」の製品概要
PITAKA「MagEZ Case Pro」は、iPad Pro 専用の保護ケースです。
特徴は、背面の素材に軽量で丈夫なアラミド繊維を採用していて、しっかりとしたケースでありながら軽量である点と、付属の充電器を使用することでiPad Proのワイヤレス充電(厳密にはUSBケーブルを挿さずにワイヤレスのように充電)が可能になる点です。
カラーは、「オーバーチュア」、「ラプソディ」、「黒/グレーツイル柄」、「黒/ブルーツイル柄」、「シルバー/グレーツイル柄」の5種類が用意されています。
また、iPad Pro 11インチ(2021年第3世代、2022年第4世代)モデル用とiPad Pro 12.9インチ(2021年第5世代、2022年第6世代)モデル用の2種類が用意されています。
重量はかなり軽量で、11インチモデルが90g、12.9インチモデルが120gです。
詳細は、以下のPITAKAの公式サイト、またはAmazonや楽天のサイトでも確認できます。
PITAKAのスタンド「MagEZ Charging Stand」の製品概要
PITAKA「MagEZ Charging Stand」は、iPadに対応した磁力で着脱可能なタブレットスタンドです。
「MagEZ Case Pro」と組み合わせて使用することで、iPadをスタンドにマグネットで吸着するだけでiPadに急速充電が可能です。さらに、スタンドの台座部分にワイヤレス充電機能(最大15W)が備わっていて、ワイヤレス充電対応のスマートホンやワイヤレスイヤホンなどを充電可能です。
※iPad mini6用の「MagEZ Case Pro」を装着したiPad mini6でも使用可能です
360°自由自在に回転可能で、横画面や縦画面に簡単に切り替えられます。さらに上方向に32.5度、下方向に5度の角度調整も可能です。
詳細は、以下のPITAKAの公式サイト、またはAmazonや楽天のサイトでも確認できます。
製品パッケージと内容物
PITAKAのケース「MagEZ Case Pro」のパッケージと内容物
PITAKAのケース「MagEZ Case Pro」のパッケージを紹介します。
パッケージの表側です。
製品の写真が中央に大きくプリントされています。(パッケージの写真は中の製品と同じカラーである「オーバーチュア」になっています)
パッケージの裏側です。
パッケージは二重構造になっていて、中に黒のパッケージが入っています。
パッケージを開封すると、中にはケースが収まっています。
パッケージの中には、以下の4点が入っています。
<内容物>
- ケース本体(MagEZ Case Pro for iPad Pro)
- 充電器
- クイックスタートガイド(Thank Youの封筒の中)
- 製品カタログ
充電器は、端子がUSB Type-Cで、充電部分は専用の形状になっていて充電用の端子が5つ並んでいます。充電部分はマグネット式でiPadに磁力で吸着するようになっています。
ケーブルの長さは約120cmです。
PITAKAのスタンド「MagEZ Charging Stand」のパッケージと内容物
PITAKAのスタンド「MagEZ Charging Stand」のパッケージを紹介します。
パッケージの表側です。
ケース「MagEZ Case Pro」と組み合わせて使用する事で、スタンドに装着しながら充電できるというイメージが表現されています。
パッケージの裏側です。
製品の機能が紹介されています。
こちらもパッケージは二重構造になっていて、中に黒のパッケージが入っています。
パッケージを開封すると、中にはスタンドがしっかりと収まっています。
パッケージの中には、以下の4点が入っています。
<内容物>
- スタンド(MagEZ Charging Stand)
※台座と支柱に分かれていて、台座には六角レンチが付属 - USBケーブル
- クイックスタートガイド(Thank Youの封筒の中)
- 製品カタログ
付属のUSBケーブルは充電用で、端子はUSB Type-C to Type-Cです。
長さは約1mです。
スタンドは台座と支柱に分かれているので、組み立てが必要です。
台座に支柱をはめ込みます。
台座の底面にある2つのネジを、付属の六角レンチで締めて固定します。
これでスタンドの組み立ては完了です。
「MagEZ Case Pro」と「MagEZ Charging Stand」の外観と使用感
「MagEZ Case Pro」と「MagEZ Charging Stand」の外観と使用感を紹介します。
まず、ケース「MagEZ Case Pro」から見ていきます。
ケース背面はカーボン調のアラミド繊維で、PITAKA製品特有のデザインです。
「オーバーチュア」カラーは、背面の左端に柄が入っています。この柄はペイントされたようなものではなく、色の違うアラミド繊維の編み込みによるものです。
中央には、充電器と接続するためのコネクタが設けられています。
右端の下部には、PITAKAのロゴがあしらわれています。
ケースの内側には、中央に強力なマグネットが埋め込まれていて、充電器と磁力で接続できるようになっています。
下部にはUSB Type-C端子が備わっていて、充電アダプタにより背面から供給された電力がUSB Type-Cを経由してiPad Proに届く仕組みになっています。
iPad Pro 11インチにケースを装着しました。
ケースが薄いので、iPadそのままの状態に近いです。
ケースの側面は画面よりも高くなっていて、画面を下向きに置いても画面が当たらないようになっています。
背面はカメラの位置もピッタリで、カーボン調の柄がオシャレです。
右側は、Magic Keyboardやカバーなどと併用する際に干渉しないよう切り抜かれたような形状になっています。
カメラ部分はカメラよりも高くなっているので、カメラ面を下向きに置いてもレンズは接触しません。
側面右側は、Apple Pencilなどのタッチペンが装着できるように薄くなっています。
スピーカーの穴や音量ボタン、電源ボタンの位置もピッタリで、操作もしやすいです。
ここまでケースの外観を見てきましたが、薄型・軽量でデザイン性が高く、魅力的です。
しかし、このケースの本当の凄さは充電にあります。
充電器をiPad Proに磁力で吸着するだけで充電が始まります。(iPhoneのMagSafe充電器のようにワイヤレス感覚で充電が可能です)
ケースを付けたままで、ApplePencilのペアリング、充電も可能です。
ケースの特性上、USB-Cポートが塞がれるのですが、実はUSB-Cポート部分が開閉するようになっていて、ケースを外さなくてもUSB-Cポートにアクセスできます。
このようにケースを装着したまま、USB-Cの機器などを使用できます。
続いて、スタンド「MagEZ Charging Stand」との組み合わせ(連携)を見ていきます。
スタンドは材質に亜鉛合金を採用し、重量があり、しっかりとした作りです。
スタンドの支柱の高さは約23cmです。
台座の表面には、カーボン調のアラミド繊維が素材として使用されています。
PITAKAのロゴがさりげなくあしらわれていて、ロゴの少し上にはワイヤレス充電機能が設けられています。
スタンドの上部は、マグネット吸着が可能になっています。
ここにiPadを磁力で取り付けます。
また、ケース「MagEZ Case Pro」に付属の充電器と同じ端子が設けられていて、「MagEZ Case Pro」を装着したiPadを取り付けた際に充電ができるようになっています。(スタンド兼充電器として使用できます。)
底面には、USB-C端子が備わっています。
USB-Cケーブルで接続することで、スタンドでの充電が可能になります。
iPadの向きは360度回転でき、縦向きでも横向きでも自由自在です。
さらに上方向に32.5度、下方向に5度の角度調整も可能です。
背面から見るとこのような感じです。
台座では最大15Wのワイヤレス充電が可能で、対応のスマートホンやワイヤレスイヤホンの充電が可能です。(写真では「MagEZ Case for AirPods Pro2」を装着したAirPods Pro2を充電)
このように、ケース「MagEZ Case Pro」とスタンド「MagEZ Charging Stand」を組み合わせることで、スタンドに装着したiPadを常に充電しながら使用できます。
キーボードとマウスを使えば、パソコンのようになります。
スタンド「MagEZ Charging Stand」からiPadを取り外し、ケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」を付けたままの状態で、Apple純正の Magic Keyboard や Smart Keyboard Folio、Smart Folioといったアクセサリを使う事ができます。
スタンドからサッと取り外して、Magic Keyboardに装着するといったオペレーションもシームレスに行えます。
ケース「MagEZ Case Pro」を付けたまま、Magic Keyboardを折りたたむことも可能です。
さらに、ケース「MagEZ Case Pro」は、PITAKAのiPad Pro用のカバー兼スタンド「MagEZ Folio 2 for iPad Pro」とも併用が可能です。詳細は以下の記事で紹介しています。
ここまで紹介したように、ケース「MagEZ Case Pro」だけでも十分魅力的な製品ですが、スタンド「MagEZ Charging Stand」と組み合わせることでさらに活用の幅が広がります。
価格はそれなりに高価ですが、唯一無二の機能を備えたケースとスタンドであることを考えると納得です。
2ヶ月使用した感想
ケース「MagEZ Case Pro」とスタンド「MagEZ Charging Stand」を使い始めてから2ヶ月経過したので、これまで使い続けた感想を紹介します。
特に感じた以下の3点に焦点を当てて紹介します。
・iPadを充電する必要がなくなった
・シームレスな運用が快適
・長時間の使用でも首が疲れにくい
iPadを充電する必要がなくなった
スタンド「MagEZ Charging Stand」に取り付けている間にiPadが充電されるので、基本的に充電するという作業を行うことがなくなりました。
以前は、iPadのバッテリー残量を気にしながら使っていて、残量が減ってきたら充電するという作業を行なっていましたが、その煩わしさから解放されました。
使っている間に自然に充電されるというのはかなり便利です。
シームレスな運用が快適
普段の生活の中で、iPad をApple純正の「iPad Pro Magic Keyboard」と一緒に使ったり、スタンド「MagEZ Charging Stand」に取り付けて使ったり、タブレット単体として使ったりと、用途に合わせて使い分けをしています。
ケース「MagEZ Case Pro」を装着したままでApple純正の「iPad Pro Magic Keyboard」に取り付けることができ、さらに「MagEZ Charging Stand」にもケースのまま装着できるので、ケースからiPadを取り外す必要もなく、サッと切り替えられるところが快適です。
タブレット単体で使用する場合でもケースに保護されているので、安心して使っています。
長時間の使用でも首が疲れにくい
iPadで動画を鑑賞する時、机の上に平置きした状態や一般的なスタンドで長時間見ていると、首が疲れてくることが多かったのですが、スタンド「MagEZ Charging Stand」に取り付けて使うことで、目線の高さに画面が来るので、首の疲れが体感できるほど軽減されました。
目線の高さで見ることで、自然と姿勢も良くなるので、首の疲れや姿勢が気になる方には特におすすめです。
まとめ
本記事では、iPad Pro 11インチのワイヤレス充電を実現するPITAKAのケース「MagEZ Case Pro for iPad Pro」と、組み合わせて使うことでワイヤレス充電の活用の幅を広げてくれるスタンド「MagEZ Charging Stand」を紹介しました。
MagSafeのようなワイヤレス充電を実現してくれるケースとスタンドは、唯一無二の機能を備えた製品であり、とても魅力的です。ケースとスタンドを組み合わせて使うことで、相乗効果を発揮し、より快適なiPadライフを提供してくれます。
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