この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- 冬の車中泊に適した電気毛布を探している。
- PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布(シングルサイズ)がどのような製品か知りたい。
冬の車中泊では下からの冷気が大敵です。
厚さのあるマットレスや断熱性の高いマットレス(あるいはマット)を敷くことである程度は冷気を防げますが、それだけでは十分でない場合があります。
その場合、何枚も重ねたり工夫することで解消はできますが、電気毛布を使うという解決策もあります。
電気毛布を使う場合は、ポータブル電源を用意するなど電源の確保は必要ですが、とても快適です。ホットカーペットと比べても電気毛布の消費電力は小さく、限られた電気を有効に使うことが可能です。
そこで本記事では、PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布(シングルサイズ)を紹介します。
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布は、シングルサイズ(180cm x 100cm)の電気毛布です。一般的な電気毛布の大きさ(140cm x 80cm)よりも大きく、しっかりと温めてくれます。極細マイクロファイバー起毛の採用により肌触りも優しく、温かいです。500Whクラスのポータブル電源で1〜2日使用できます。
詳細は記事内で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布の製品概要
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布は、シングルサイズ(180cm x 100cm)の掛け敷き兼用の電気毛布です。
マイヤー(生地の織り方で、2枚の生地を張り合わせいて、肌触りはソフトで温かいのが魅力。)で挟まれた4層構造で、毛布内部の電熱線を感じにくく、冷えた風を通しにくいので、高い保温性を実現しています。
立ち上げ時は60W前後ですが、本体が温まるにつれて消費電力が小さくなります。強で約35Wh、中で約25Whが目安です。表面温度は強が約51℃、中が約40℃です。
8時間で自動的に電源が切れる切り忘れ防止機能やダニ退治機能も搭載しています。注意事項はありますが、洗濯も可能です。
1年間の長期保証も付くので安心です。
デザイン(カラー)は「ベージュ」と「ブラック」が用意されています。
詳細は、以下のAmazonのサイトでも確認できます。
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布のパッケージと内容物
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布のパッケージを紹介します。
パッケージは段ボールの箱です。
「PowerArQ Electric Blanket」という文字が中央に大きくプリントされたシンプルなものになります。
パッケージを開封すると、このように収まっています。
パッケージの中には以下の3点が入っています。
<内容物>
・電気毛布
・コントローラ(電源コード込み)
・取扱説明書
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布の外観と使用感
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布の外観を紹介します。
今回購入したデザイン(カラー)は「ベージュ」です。
サイズは180cm x 100cmと大きく、オシャレなデザインです。
頭寒足熱を考え、頭側よりも足側の方が電熱線の密度が高くなるよう配置されています。また、電熱線は毛布の端の方にも配置されていて、全体が温まるようになっています。
頭側の側面には、コントローラを接続するコネクタが設けられています。
コントローラの接続は、先端を差し込むだけで完了です。
引き抜けば外れます。
しっかりとはまっているので不意に抜けてしまう心配はありません。
電気毛布の表と裏はどちらも同じなので、どちら側でも使用できます。
極細マイクロファイバー起毛で、手触りが良いです。
電気を入れていない状態でも毛布として使え、温かいです。
コントローラはスライド式を採用していて、無段階で温度調節が可能です。
電源をONにし、「中」の状態(強と弱の中間)で使用してみます。
電源をONにすると、立ち上がり時は60W程度を消費しますが、すぐに57Wあたりで落ち着きます。
消費電力をモニタリングしていて分かりましたが、消費電力は57Wあたりで一定のままで変動するわけではありません。電気毛布が温まってくると消費電力は0Wになり、少し冷えてくると57Wになるといった感じで、間欠運転をすることで温度調節をします。(公称では、強で約35Wh、中で約25Whが目安です。)
実際に車中泊をした時の状況を紹介します。
外気温0℃の中、車中泊にて本製品を使用しました。
512Whのポータブル電源を使い、95%のバッテリー残量の状態から9時間半ほど温度設定を「中」の状態で連続で使用しました。(8時間で自動OFFになりますが、その後も使用しました。)
9時間半経過後のバッテリー残量は21%なので、74%の消費でした。
単純計算で約379Whを消費したこととなり、1時間あたりにすると約40Whの消費となります。公称値よりは消費が多いですが、これは外気温0℃というかなり寒い状況で使用した影響があると思います。
この時(外気温0℃の中での車中泊)は、10cm厚のマットレスの上に、保温のアルミシートを敷いた上に本製品(電気毛布)を敷き、さらに毛布を敷いた状態で使用していました。上には毛布と羽毛布団をかけていましたが、とても温かく快適に眠れました。
1日の車中泊であれば500Whクラスのポータブル電源で十分に賄えました。
使用したEcoFlowのポータブル電源については、以下の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
本記事では、PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布(シングルサイズ)を紹介しました。
PowerArQの掛け敷き兼用電気毛布は、シングルサイズ(180cm x 100cm)の電気毛布です。一般的な電気毛布の大きさ(140cm x 80cm)よりも大きく、しっかりと温めてくれます。極細マイクロファイバー起毛の採用により肌触りも優しく、温かいです。500Whクラスのポータブル電源で1〜2日使用できます。
外気温0℃の車中泊で実際に使用しましたが、とても温かく快適に眠れました。
冬の車中泊用に電気毛布を探されている方にはもちろん、大きいサイズの掛け敷き兼用の電気毛布を探されている方にもぜひ候補にしていただきたいです。
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