この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- コスパの高いオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンを探している。
- SOUNDPEATSのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「GoFree2」がどのような製品か知りたい。
外でランニングやウォーキングをする時に周りの環境音に配慮しながら音楽を楽しみたい。あるいは、耳がかゆくなるため長時間イヤホンを使うのが嫌という方は、通常のイヤホン(特にカナル型)では適していない場合があります。
また、最近ではリモート会議やゲームなどオンラインでやり取りをする機会が増えているので、イヤホンをつけっぱなしでも周りの人と会話したり、インターホンなどの音が聞こえると便利です。
このような場合に適しているのがオープンイヤー型(耳を塞がないタイプ)のイヤホンです。
そこで本記事では、SOUNDPEATSから販売されている、コスパの高いオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン「GoFree2」を紹介します。
「GoFree2」は耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。Bluetooth5.3を搭載し、LDACに対応、ワイヤレス接続でハイレゾ音源を楽しめます。オープンイヤー型でありながらも高いサウンドクオリティを実現しています。
記事内では、「GoFree2」の特徴や外観、使用感などを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
SOUNDPEATSのオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン「GoFree2」の製品概要
「GoFree2」は、耳を塞がないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホンです。
Bluetooth5.3を搭載し、LDACに対応、ワイヤレス接続でハイレゾ音源を楽しめます。オープンイヤー型でありながらも高いサウンドクオリティを実現しています。
特徴は以下の通りです。
音質
LDACコーデックに対応し、日本オーディオ協会の「Hi-Res Wireless」ロゴを取得しています。オープンイヤー型でありながらハイレゾ音源に対応しています。さらに、16.2mmダイナミックドライバー、低音補強アルゴリズム、ラムダ型音響空間2.0を搭載し、深く響く重低音から優しく包み込む中高域まで、全体の調和がとれたサウンドを楽しめます。
デザイン
耳掛け型のオープンイヤーデザインなので耳に優しく、かつしっかりと耳にフィットします。耳を塞がないため、圧迫感がありません。重さはわずか9gです。肌に優しいシリコン素材を採用し、耳への負担軽減を実現しています。
性能
Bluetooth5.3を搭載しています。接続が安定し、同時に2台の端末に接続できるマルチポイント機能にも対応しています。例えば、1 台のスマートフォンは音楽再生でもう1台は電話待ち受け用、といった使い方が可能です。
さらに、低遅延ゲームモードやENC通話ノイズキャンセリングも搭載しています。
再生時間
最大35時間の再生が可能です。
イヤホン単体で9時間、ケースを併用することで35時間の再生が可能です。
価格
豊富な機能を持ちながらも、1万円以下で購入できるという高いコストパフォーマンスを実現しています。
主な仕様は以下の通りです。
再生時間 | 最大35時間(イヤホン単体で9時間、ケース併用で35時間) ※音量や使用環境により異なる場合があります |
ドライバー構成 | 16.2mmダイナミックドライバー |
ハイレゾ再生 | 対応(LDACコーデック対応) |
ノイズキャンセリング | ENC通話ノイズキャンセリング ※アクティブノイズキャンセリングには非対応 |
アプリ対応 | あり(専用のアプリで各種設定が可能) |
マルチポイント接続 | 対応 |
対応コーデック | LDAC、AAC、SBC |
防水レベル | IPX5 (イヤホン) |
重量 | イヤホン単体(片側):9g ケース(イヤホン込み):71g |
詳細は、以下の公式サイト、またはAmazonのサイトでも確認できます。
SOUNDPEATS「GoFree2」のパッケージと内容物
SOUNDPEATS「GoFree2」のパッケージを紹介します。
パッケージは紙製の箱で、薄いビニールで覆われているので、郵送時の水濡れも心配ありません。

パッケージの表側です。
白を基調とし、製品のイラストが大きくプリントされています。

パッケージの裏側です。
製品の仕様や取得している規格が記載されています。技適も取得済みです。

パッケージを開封すると、しっかりと製品が収まっています。

パッケージの中には、以下の3点が入っています。
<内容物>
・ワイヤレスイヤホン+ケース(GoFree2)
・充電用USBケーブル
・書類一式

充電用USBケーブルはType-A to Type-Cの短いケーブルが付属します。

書類一式として、「取扱説明書」と「アプリの案内」が付属します。
どちらも多言語併記で、日本語の記載もあります。


SOUNDPEATS「GoFree2」の外観
SOUNDPEATS「GoFree2」の外観を紹介します。
開封直後は、ケースは保護シートに包まれています。

ケースの形状は一般的なワイヤレスイヤホンのケースと少し違い、上面(天面)が平らになっています。
ケースの色はブラックで、マットな仕上がりになっています。手触りはツルツルとした感じではなく、少しザラつき感があり滑りにくくなっています。
中央には、SOUNDPEATSのロゴが入っています。

底面はブラック一色で何もありません。

前面には、ケースの電池残量などがわかるLEDが配置されています。

背面には、充電用のUSB Type-C端子が備わっています。

ケースの蓋を開けると、このような形でイヤホンが収まっています。
イヤホンは磁力で吸着します。

オープンイヤー型であるため、このような耳に掛ける形状になっています。
SOUNDPEATSのロゴが入ったシルバーの部分は、マルチファンクションボタン(タッチ式)になっています。音楽の再生や停止、音量の上げ下げ、曲送り、曲戻しなどの様々な操作が可能です。


イヤホンの内側はこのような感じになっています。
充電用の接点があります。
オープンイヤー型であり耳に装着しないのでイヤーピースはありません。

装着するとこのように耳にしっかりとフィットする形になります。

SOUNDPEATS「GoFree2」の使用感
「GoFree2」を実際に使用して感じた「良い点」と「気になった点」をお伝えします。
実際に使用して良いと感じた点
びっくりするぐらい音が良い
オープンイヤー型であることを忘れるぐらいに音質が良いと感じました。
低音がしっかりと出ていながら、ボーカルの音声など中〜高音もクリアに聴こえます。本当にオープンイヤー型のイヤホンかと思うぐらいです。16.2mmダイナミックドライバー、低音補強アルゴリズム、ラムダ型音響空間2.0を搭載している効果なのだと思います。
LDACに対応しているので、ハイレゾ音源の深みのある音も楽しめます。
耳穴を塞がれていない事が便利
昨今、ビジネスの現場ではオンラインでのミーティングが増えています。ミーティングの度にイヤホンやヘッドホンを装着して、終わったら外す、途中で話しかけられても外すといった煩わしさから解放されます。
装着していても他の人との会話が可能なのでつけっぱなしでも問題ありません。装着したまま作業をしてミーティングが始まったら会話してという感じでシームレスに移行できます。
便利なアプリが使える
「GoFree2」はアプリも提供されています。
(iPhone版とAndroid版の両方が用意されています。)

アプリでは以下の機能が提供されています。
- 電池残量表示
- ボリュームコントロール
- アダプティブイコライザー
- イコライザー(プリセット、カスタマイズの両方に対応)
- ゲームモードの有効、無効の切り替え
- タッチキーの全ての機能の有効、無効切り替え
- マルチポイントの有効、無効の切り替え
- リセット

イコライザーでは、あらかじめ用意されている8つのプリセットから選択することが可能です。また、自分の好みに合わせて自由にカスタマイズすることもできます。


アプリで必要な設定ができるのは便利です。
通話品質が高い
実際にリモート会議で使用しました。
相手の音声はクリアに聞き取れ、こちらの音声も相手にしっかりと届いていました。相手からもとても聞き取りやすいという評価をもらいました。
長時間の利用でも耳が疲れない
わずか9gという軽さと、耳穴を塞がないことで、長時間の利用でも快適に使えます。
耳に掛けるので、耳全体で支える形となり、重さが分散し負荷が軽減されます。
音楽の再生を止めてそのまま装着していても邪魔になりません。むしろ装着していることを忘れるぐらい気になりません。
マルチポイント接続が便利
マルチポイント接続に対応しているので、2台の端末に同時に接続可能です。
※マルチポイントを有効にするにはアプリでの設定が必要です
例えば、パソコンとスマホに同時に接続しておいて、パソコンでは動画の音声を聴きつつ、電話がかかってきたらスマホ側で会話をするといったことが可能です。
※2台の端末の音声を同時に聴くことはできません
バッテリーが長持ち
イヤホン単体で9時間、ケースを併用することで35時間の再生が可能です。
もちろん使い方や環境で使用可能な時間は変動しますが、イヤホン単体で9時間使えれば音楽再生以外にも通話や会議で使用するといったときに、充電を気にせず連続して使えるのは大きなポイントです。
また、バッテリー残量をアプリで確認できます。
(とはいえ、イヤホン単体で9時間再生可能なので、あまり残量を気にすることはないです)
実際に使用して気になった点
システム音声の音量が大きい
機器とペアリングした時や逆に接続が切れた時に、システム音声(「ペアリング」や「ディスコネクト」)が流れるのですが、その音声の音量が大き目なのでびっくりします。
音量を変更してもシステム音声の音量は変わらないみたいで、その点が少し残念です。音量と連動してくると良いと感じました。
装着には慣れが必要
通常の完全ワイヤレスイヤホンと違い、オープンイヤー型の独特な形状であるため、慣れるまではなかなかスムーズに装着できませんでした。
何度も使用するにつれて簡単につけられるようにはなりましたが、最初はマルチファンクションボタン(タッチ式)に意図せず触れてしまい音量が変わったりしました。
まとめ
本記事では、SOUNDPEATSから販売されている、コスパの高いオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン「GoFree2」を紹介しました。
オープンイヤー型であるにも関わらず、音の良さにはびっくりしました。
通話品質も高く、リモートワークでの使用にも活躍します。
紹介してきたとおり「GoFree2」は十分な性能と機能を備えている上に、価格は1万円以下で購入できるので、コスパの高い製品です。
オープンイヤー型のワイヤレスイヤホンを検討されている方には、ぜひ候補にしていただきたいです。
コメント