この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
ウォークマンA100シリーズでHeadphones Connect アプリを使って、SONY WF-1000XM4を設定する方法と、おすすめの設定を知りたい。
SONY WF-1000XM4はHeadphones Connect アプリを使うことで様々な設定が可能です。
本記事では、ウォークマンA100シリーズに入っているHeadphones Connect アプリを使ってSONY WF-1000XM4を設定する方法を紹介します。
説明にはウォークマンA105を使用しますが、基本的にはAndroid端末であれば同様の操作で設定ができます。
記事の内容を読むと、Headphones Connect アプリで出来ることと、おすすめの設定が分かります。
(あくまでも個人のおすすめ設定なので、合わない場合は違う設定をしていただいても構いません)
まだウォークマンとWF-1000XM4の接続が完了していない方は、以下の記事を参考に接続を完了した後で本記事を読み進めてください。
Headphones Connect アプリとは
Headphones Connect アプリとは、SONY製の対応ヘッドホンやイヤホンの設定を自分好みにカスタマイズできるアプリです。
SONYから無料で提供されています。
ウォークマンA100シリーズには、最初からインストールされています。
(AndroidスマートフォンやiPhoneで使用する場合は、別途アプリのインストールが必要です)
Headphones Connect アプリでWF-1000XM4を設定する(おすすめの設定も紹介)
Headphones Connect アプリでWF-1000XM4の設定を行うには、ウォークマンとWF-1000XM4が接続されている必要がありますので、WF-1000XM4を充電ケースから取り出します。
次にウォークマンでHeadphones Connect アプリを起動します。

設定項目は、「ステータス」、「サウンド」、「システム」があります。
順番に見ていきましょう。
「ステータス」設定
「ステータス」設定を見ていきます。

アダプティブサウンドコントロール
「アダプティブサウンドコントロール」は、「歩いている時」や「止まっている時」、「乗り物に乗っている時」などの状況に合わせて自動でノイズキャンセリングを有効にしたり、外音取り込みを有効にしてくれる機能です。またGPSを利用してよく行く場所ごとの設定も可能です。
一方で、ウォークマンにはGPSが搭載されていないため、どこまで正確に動作してくれるかが怪しいので、「アダプティブサウンドコントロール」は「Off」にしています。

「アダプティブサウンドコントロール」を選択すると、詳細画面が表示されます。
アダプティブサウンドコントロールを使用したい方はこの画面で詳細設定が行えます。

「サウンド」設定
「サウンド」設定を見ていきます。

外音コントロール
「外音コントロール」では、「ノイズキャンセリング」と「外音取り込み」の切り替えと設定を行えます。

「ノイズキャンセリング」を選択すると、イヤホンのノイズキャンセリングが有効になります。
ここでは、「ノイズキャンセリング」を選択しています。
※「自動風ノイズ低減」は何かの拍子に一瞬ノイズキャンセルが切れることがあったり、バッテリー持ちが悪くなるという点から選択していません(今後改善されれば使いたい機能です)

「外音取り込み」を選択すると、イヤホンの外音取り込みが有効になります。
外音取り込みの度合いが設定でき、「12」が自然な感じでした。
※「ボイスフォーカス」はサーッというノイズが増える感じがするので無効にしています

スピーク・トゥ・チャット
「スピーク・トゥ・チャット」は、自分が話を始めると自動的に「外音取り込み」になるという機能です。
正直反応が微妙で、話していても切り替わりが遅かったり、逆に咳払いなどで切り替わったりと使いにくいと感じたので「Off」にしています。

イコライザー
「イコライザー」は、自分好みの音に調整できる機能です。
初めから「Bright」、「Excited」、「Mellow」など8個のプリセットが用意されています。
手動での設定も可能ですので、好みに合わせて選択してください。
※僕は「Bright」にしています

Bluetooth接続品質
「Bluetooth接続品質」では、「音質優先」と「接続優先」が選択できます。
接続に問題がなければ、音質を優先して「音質優先」にするのが良いです。
※よく接続が途切れる場合は、「接続優先」にしてください

360 Reality Audio設定
「360 Reality Audio設定」は、空間オーディオに対応した楽曲を聞く時に必要になります。
360 Reality Audioの楽曲はまだ少なく、聞く機会が今のところないので特に設定していません。
必要になった場合に設定するというので良いです。

DSEE Extreme
「DSEE Extreme」は、ハイレゾでない音源でもアップコンバートしてハイレゾ級の音質で再生できる機能です。
イヤホンのバッテリー使用量は少し多くなりますが、少しでも良い音で聞きたい場合は「On」にしておくのが良いです。

「システム」設定
「システム」設定を見ていきます。

音声アシスタント
音声アシスタントは、GoogleやAlexaなどの音声アシスタントを呼び出せる機能です。
特にイヤホンを使って音声アシスタントを使いたいシーンがないので、デフォルトの「モバイル機器の音声アシスト機能」にしています。

タッチセンサーの機能を変更
タッチセンサーの機能を変更では、左右(L, R)それぞれのイヤホンのタッチセンサーをタッチした際の挙動を変更できます。
デフォルトでは、L側イヤホンは外音コントロール、R側イヤホンは再生コントロールに割り当てられています。(LまたはRを選択すると、それぞれの詳細画面が表示されます)

L側イヤホンの詳細画面では、このように外音コントロールが割り当てられています。

R側イヤホンの詳細では、このように再生コントロールが割り当てられています。

例えば、L側イヤホンの割り当てを変更したい場合、L側イヤホンの詳細画面で「機能」を選択すると、いくつかの設定が表示されます。
割り当てたい機能を選択できます。
(割り当てなしにすることも可能です。)
試しに「音量コントロール」を選択します。

L側イヤホンに音量コントロールが割り当てられました。
このように変更して、自分好みの割り当てにしてください。
(意外とデフォルトが使いやすかったりもします)

最適なイヤーピースを判定
最適なイヤーピースを判定では、現在使用しているイヤーピースがフィット(密閉)しているかを判定してくれます。
「最適なイヤーピースを判定」を選択します。

装着状態テスト画面が表示されますので、「測定開始」を選択します。

密閉状態の測定が完了すると、結果が表示されます。
LとRの両方のイヤーピースが「密閉されています。」と表示されればOKです。
ダメな場合は、イヤーピースの大きさを変更して「再測定」をしてください。

自動電源オフ
自動電源オフでは、イヤホンを耳から外した時にイヤホンの電源を自動的にオフにするかどうかを設定できます。
無駄なバッテリー使用を防止するためにも「ヘッドホンを外したらオフにする」を選択しています。

ヘッドホンを外したら音楽を一時停止
ヘッドホンを外したら音楽を一時停止では、その名の通り、イヤホンを外した際に音楽を一時停止にするかどうかを設定できます。
イヤホンを外した際には音楽再生を止めておきたいので、「ヘッドホンを外したら音楽を一時停止」にしています。

通知音と音声ガイダンス
通知音と音声ガイダンスでは、外音取り込みモードとノイズキャンセリングモードの切り替えの際に音声ガイダンスを鳴らすかどうかを設定できます。
(音声ガイダンスを鳴らす場合は言語も選択できます)
音楽を再生中に音声ガイダンスが鳴らない方がよかったので、「Off」にしています。

ソフトウェアの自動ダウンロード
ソフトウェアの自動ダウンロードをWi-Fi接続時のみにするか、常にするかを設定できます。
しかし、ウォークマンはWi-Fi接続しかできませんので、どちらを選択しても差はありません。

まとめ
本記事では、ウォークマンA100シリーズに入っているHeadphones Connect アプリを使ってSONY WF-1000XM4を設定する方法を紹介しました。
Headphones Connect アプリで出来ることと、おすすめの設定が分かったと思います。
設定は個人の好みがありますので、合わない場合は好みの設定を探していただければと思います。
WF-1000XM4の関連記事もあわせて参考にしてください。
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