この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- 任天堂のゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」に似た、エミュレータが動作する携帯ゲーム機を探している。
- ANBERNICから販売されている携帯ゲーム機「RG 34XXSP」がどのような製品か知りたい。
本記事では、ANBERNICから販売されているエミュレータが動作する携帯ゲーム機「RG 34XXSP」を紹介します。
「RG 34XXSP」は、任天堂から販売されていたゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」をオマージュした見た目の製品で、3.4インチのIPS液晶を搭載した小型のゲーム機です。アナログスティックも搭載しています。独自のLinuxOSを搭載し、比較的軽量なゲーム機のエミュレータがプレイ可能です。
見た目やサイズ感は「ゲームボーイアドバンスSP」にかなり近いので、ファンの方にはとても魅力的な製品に仕上がっています。
「ゲームボーイアドバンスSP」に似たような折りたたみ式の携帯ゲーム機を探されている方は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
ANBERNIC「RG 34XXSP」の製品概要
「RG 34XXSP」は、ANBERNIC社から販売されているLinuxベースのゲーム機です。
任天堂から販売されていたゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」をオマージュした折りたたみ式の本体に、3.4インチのIPS液晶を搭載した小型のゲーム機です。
独自のLinuxOSを搭載し、比較的軽量なゲーム機のエミュレータがプレイ可能です。
カラーは、「イエロー」、「グレー」、「ブラック」、「インディゴブルー」、「メタリックブルー」の5色が用意されています。
主な仕様は以下の通りです。
| プロセッサ(SoC) | H700 ※クアッドコア(Cortex-A53x4@1.5Ghz) |
| GPU | dual- core G31 MP2 |
| OS | Linux 64-bit |
| ディスプレイ | IPS液晶 OCAフルラミネーション サイズ:3.4インチ 解像度:720*480 |
| メモリ(RAM) | 1GB |
| ストレージ | microSDカード x2 スロット搭載 |
| スピーカー | モノラル(高音質 デュアル スピーカー) |
| 端子 | USB Type-C miniHDMI 3.5mmイヤホンジャック |
| ワイヤレス接続 | Bluetooth 4.2 Wi-Fi 5 |
| バッテリー | 3,300mAh |
| サイズ | 83 x 82 x 25 mm |
| 重量 | 178g |
詳細は、以下の公式サイト、またはAmazonのサイト、AliExpressでも確認できます。

ANBERNIC「RG 34XXSP」のパッケージと内容物
「RG 34XXSP」のパッケージは、しっかりとした硬さがある紙製の箱です。
パッケージの中央に製品の写真がプリントされています。

側面を見ると、購入したカラーが分かるようになっています。
(Metallic Blueにチェックが付いています。)

パッケージを開封すると、製品がしっかりと収まっています。

パッケージの中には、以下の3点が入っていました。
(今回はサンプル品のため、USBケーブルは入っていませんでしたが、本来はUSB Type-A to Type-Cケーブルが付属します。)
<内容物>
・RG 34XXSP 本体
・画面保護フィルム(クリーニングキット含む)
・マニュアル

光沢タイプのガラスフィルムが付属します。
クリーニングキットも同梱されていました。

マニュアルは英語と中国語での記載です。


ANBERNIC「RG 34XXSP」の外観
ANBERNIC「RG 34XXSP」の外観を紹介します。
今回紹介するカラーは「メタリックブルー」です。
マットな仕上がりのメタル調のブルーです。
見た目は金属のような質感ですが、材質は金属ではなく、ABS樹脂素材です。

上面(天面)は、ロゴなどの装飾はなく、ブルー一色です。
ヒンジ部分(開閉機構)の形状も「ゲームボーイアドバンスSP」に近いです。

側面手前側には、3.5mmイヤホンジャックが配置され、左角にはストラップホルダーが設けられています。

側面奥側には、L1L2ボタン、R1R2ボタン、USB Type-C端子、miniHDMI端子が備わっています。miniHDMI端子から外部のモニタへ出力が可能です。

側面左側には、音量ボタンとmicroSDカードスロット(OS用)が配置されています。

側面右側には、電源ボタンとリセットボタン、microSDカードスロット(データ用)、LEDランプx2が配置されています。
LEDランプによって通電状態、充電状態などがわかります。

底面は、スリットが入ったようなデザインになっています。

開くと、画面と各種ボタン(コントローラ)が現れます。

十字キー(Dパッド)とABXYボタンが横並びで、上部にメニューボタンが配置されています。下部にはスタートボタンとセレクトボタン、その上にスピーカー、左右にアナログスティックが配置されています。
各ボタンやアナログスティックは画面が閉じた時に干渉しないように窪みの中に配置されています。
右側面のLEDランプは正面からも見えるようになっています。

画面サイズは3.4インチです。画面は少し窪んだ位置に配置されています。
閉じた時に傷がつかないように、ベゼル部分の5箇所に丸いゴムが配置されています。

画面はこの角度でしっかりと固定されます。

最大はここまで開きます。

その他の角度でもある程度自由に調節できます。

左側面のmicroSDカードスロットには、OSの入った64GBのmicroSDカードが入っていました。

オリジナルの「ゲームボーイアドバンスSP」(写真左)と比べても、ほぼ同じサイズ感です。




画面が固定される角度もオリジナルの「ゲームボーイアドバンスSP」に近いです。

本体の重量を計測しました。
microSDカードや保護フィルムを含まない状態で、174.9g でした。
公称値の178gよりも若干軽い結果となりました。
これだけ小さくて軽いと持ち運びも楽です。

ANBERNIC「RG 34XXSP」の使用感
実際の使い心地や、使って感じた点をお伝えします。
電源ボタンを長押しするとANBERNICのロゴが表示され、LinuxOSが立ち上がります。
電源を入れてから約18秒で起動しました。

メニューボタンを押すと、設定画面が表示されます。
(トップ画面の「設定」を選択しても同じ画面が表示されます。)

設定画面では、さまざまな設定が可能で、言語の変更も行えます。

設定画面では、再起動(リブート)や電源OFF(シャットダウン)も行えます。

起動するとトップ画面が表示されます。
一番左のゲームルームか、左から2番目のRAゲームからゲームのプレイが可能です。


例えば、RAゲームに入るとRetroArchが起動し、ゲーム機が一覧で表示されます。
遊びたいゲーム機を選択すると、ソフトが表示されるので、ソフトを選択してゲームをプレイします。
(自分の所有しているゲーム以外はプレイしないようにしてください。)


画面を閉じるとスリープになり、画面を開けると前の状態から再開できます。

音楽再生や動画再生など、他にもアプリがいくつか入っています。

HDMIケーブル(端子はminiHDMI)で外部ディスプレイに出力できます。
大画面でも楽しめます。

エミュレータの性能について

ファミコンやスーパーファミコン、ゲームボーイアドバンスといった軽いエミュレータは問題なく動作します。PlayStationもかなり快適に遊べます。セガサターンはそれなりといった感じです。
Nintendo64やPSPもかなり動きます。アナログスティックを搭載しているので、操作性も問題はありません。
全般的には、PlayStationぐらいまでが快適に遊べる端末といった感じです。
「ゲームボーイアドバンスSP」をオマージュした外観であることから、ゲームボーイアドバンス専用機として使うのも良いと思います。
コントローラの操作感について

十字キー(Dパッド)やABXYボタンは押し心地がよく、プチプチとした感触で、程よい抵抗があります。引っ掛かりなどはなく、操作性は高いです。格闘ゲームでもコマンド入力しやすく快適に遊べました。
アナログスティックは奥まった場所に配置されているので、個人的には少し操作に慣れが必要でした。スティックは小さいものの操作性は良いです。
メニューボタンとスタートボタン、セレクトボタン、L1R1ボタン、L2R2ボタンはクリッキーな感じです。L1R1だけであれば問題なく押せますが、L2R2と押し分けようとすると、違うボタンを押してしまうことがありました。(そもそもL2R2を押す機会はあまりないので、L1R1だけであれば押し間違いもありません。)
全体的に、ボタンを押した時の音は大きめですが、操作性としてはかなり良いと感じました。
画面の表示について
IPS液晶ということもあり、画面は明るく発色も良いので、とても綺麗です。
画面輝度を低くしていても、十分な明るさがあります。
画面サイズは3.4インチで、解像度は720*480です。
3:2の比率なので、レトロゲームで遊ぶのに向いています。
特にオリジナルのゲームボーイアドバンスSPの画面サイズが2.9インチで解像度が240*160(3:2の比率)なので、同じ3:2の比率である本機は、ゲームボーイアドバンスのソフトをプレイする上で最適です。オリジナルと比べて発色も良くサイズも大きいので、快適にプレイできます。

標準OSについて
付属のmicroSDには独自のLinuxOSが入っています。
電源を入れてからの起動が早く、日本語表示が可能なのでありがたいです。
直感的に操作ができ、初心者の方でもあまり迷うことなく使えそうです。
ゲームのROMファイルの準備は、パソコンでmicroSDのromsフォルダ以下に適切に配置するだけなので簡単です。
標準のOSでも十分だと感じました。
サウンドについて
スピーカーは、高音質 デュアル スピーカーとなっているものの、あくまでもモノラルスピーカーであり、レトロゲームをプレイするという目的であれば許容範囲といった感じです。
最大まで上げるとかなりの音量が出ます。
音量は0から10まで10段階で設定可能です。(メニュー画面の場合)
3.5mmイヤホンジャックが備わっているので、より音にこだわる場合はイヤホンを使用するといった選択肢もあります。
まとめ
本記事では、ANBERNICから販売されているエミュレータが動作する携帯ゲーム機「RG 34XXSP」を紹介しました。
任天堂から販売されていたゲーム機「ゲームボーイアドバンスSP」をオマージュした見た目の製品で、3.4インチのIPS液晶を搭載した小型のゲーム機です。アナログスティックも搭載しています。
独自のLinuxOSを搭載し、比較的軽量なゲーム機(PlayStationやPSPぐらいまで)のエミュレータがプレイ可能です。もちろんゲームボーイアドバンスのゲームも快適に動作します。
「ゲームボーイアドバンスSP」に似たような折りたたみ式の携帯ゲーム機を探されている方は、ぜひ候補にしていただければと思います。



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