この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
富士通のタッチパッド付きワイヤレスキーボード「LIFEBOOK UH Keyboard」がどのような製品か知りたい。
富士通パソコンは1981年の富士通初のPC 「FM-8」を発売開始して40周年を迎え、「FUJITSU PC 40th Anniversary」を企画しました。
その第1弾としてクラウドファンディングで展開されたのが、「LIFEBOOK UH Keyboard」です。
本記事では、富士通のタッチパッド付きワイヤレスキーボード「LIFEBOOK UH Keyboard」を紹介します。
「LIFEBOOK UH Keyboard」は、キーの打ちやすさに定評のある富士通パソコンFMV「LIFEBOOK UH-X」をベースとしたモバイルキーボードです。
Windows以外のOS(MacOSやiPadOS)にも対応していて、様々なデバイスで利用可能です。
「LIFEBOOK UH Keyboard」の製品概要

「LIFEBOOK UH Keyboard」は、タッチパッドが付いたワイヤレス(Bluetooth)接続も有線接続も両方可能なモバイルキーボードです。
富士通初のPC 「FM-8」を発売開始して40周年を迎えたことを記念してクラウドファンディングにて販売されました。(現在は「FMV Mobile Keyboard」という製品名で、一般販売も開始されました)
マルチペアリングにも対応していて、ワイヤレスで3台の機器に接続可能です。
さらに有線でもう1台の機器にも接続可能です。
バックライトも搭載され、暗い場所での作業でも安心して使えます。
キー操作などの詳細は、公式サイトの「補足情報」(PDFファイル)で確認できます。
主な仕様は以下の通りです。
カラーバリエーション | ダークシルバー、ガーネットレッド、ライトシルバー |
キー配列 | JIS規格適合 86キー |
キーピッチ | 約19mm |
キーストローク | 約1.5mm |
Bluetooth | 5.0 (Bluetooth Low Energy) |
充電コネクタ | USB Type-C (機器と有線接続することでUSBキーボードとしても動作) |
充電池持続期間 | 約1ヶ月(バックライトオフ時) ※ |
対応OS | Windows (10、11)、macOS (Big Sur 11, Monterey 12)、iPadOS 15 |
サイズ (幅 x 高さ x 奥行) | 302.6mm × 161.8mm × 10.9mm |
重量 | 約350g |
詳細は、以下のクラウドファンディングのページでも確認できます。
「LIFEBOOK UH Keyboard」のパッケージと開封
「LIFEBOOK UH Keyboard」のパッケージを紹介します。
段ボールの箱に梱包されて郵送されます。

段ボール箱を開けると、梱包材に保護されたパッケージが入っています。

パッケージは紙製の箱で、黒を基調に製品が大きくプリントされたデザインになっています。

パッケージは二重構造になっていて、スライドすると中からもう一つの箱が出てきます。

さらに中の箱を開けると、製品が現れます。

40周年記念製品ということもあり、パッケージはかなり凝っていてデザイン性が高いです。
開封時のワクワク感を楽しめます。
「LIFEBOOK UH Keyboard」の内容物
「LIFEBOOK UH Keyboard」のパッケージの中には、以下の3点が入っています。
<内容物>
・「LIFEBOOK UH Keyboard」本体
・充電ケーブル(USB Type-A to Type-C)
・書類一式

書類一式は、「消毒時の注意書き」と「取扱説明書」が入っています。

充電ケーブルは、USB Type-A to Type-Cケーブルです。
Type-C側のコネクタ形状はL字になっています。

「LIFEBOOK UH Keyboard」の外観
「LIFEBOOK UH Keyboard」の外観を紹介します。
今回購入したカラーは「ダークシルバー」です。
日本語配列ですが、あえて仮名印字を省くことでスッキリとして、カッコ良くなっています。(仮名印字が嫌でUS配列のキーボードを選択する人もいますので、そのような方にも魅力的です。)
ファンクションキーやカーソルキーが独立して存在するので使いやすいレイアウトです。

タッチパッドは独立したクリックボタンを2つ備えています。
特徴的なのは、スペースキーが短めで、仮名変換キーがスペースキーの二つ右に配置されています。

側面手前の高さは7mm程度と低いので、別途パームレストを用意する必要がありません。
手前側の側面には端子類はありません。

横から見てもらうと分かりますが、緩やかな傾斜がついています。
左右両方の側面ともに端子類はありません。

側面上側の中央には電源スイッチと充電端子(USB Type-C)、残量ランプが備わっています。
電源スイッチがONの時にはBluetooth接続によるキー入力が可能で、OFFの時はUSB接続によるキー入力が可能です。

側面上側の右端にはBluetoothの切り替えとペアリングが可能なボタンが配置されています。

底面は完全にフラットです。
技適マークがプリントされています。国内でのワイヤレス接続も問題ありません。

バックライトも搭載していて、暗い場所でもしっかりとキーを確認できます。

「LIFEBOOK UH Keyboard」の使用感を紹介
「LIFEBOOK UH Keyboard」を実際に使用した感想を紹介します。
デザインが良すぎる
まず最初に見た時に感じたのが、デザイン性の高さです。
本製品は富士通のノートパソコンLIFEBOOKのキーボードをベースに開発されているのですが、その完成度が高く、所有欲も満たされます。
カラーリングも3色あり、どれも素敵な色です。(他のカラーも欲しくなるぐらいです)
キーの打ち心地が良い(打鍵感が良い)
薄型のキーボードはどうしても打鍵感が落ちてしまう傾向にありますが、本製品は適度な押し込みの反発があり、打ち心地が良いです。
ストロークも浅すぎることはなく、指に吸い付くような感じで打ち込めます。
キーピッチも約19mmあるので、タイピングがしやすいです。
文字入力を頻繁に行う方でも満足度の高い打鍵感を得られます。
Windowsだけでなく、MacやiPadでも使える
キーボード1台で、WindowsやMac、iPadで使えるというところが便利です。
Bluetooth接続で3台、USB接続で1台の機器と接続可能です。

最近ではパソコンを複数台所有したり、iPadなどのタブレット端末を併用する方も多いので、そのような場合に重宝します。
有線接続対応が助かる
USBケーブルによる有線接続も可能です。
Bluetoothで接続してしまえば有線を使う事は少ないのですが、新しくパソコンを購入した場合はBluetoothで接続するまでは有線接続できるキーボードが必要になるので、そのような場合にも困ることはありません。
重量が軽く持ち運びたくなる
本体重量を実測したところ、重さは326.6gでした。

キーボードとマウスを合わせてこの重さと考えるとかなり軽いと思います。
本製品があればマウスを用意する必要がないのはありがたいです。
タッチパッドが少し狭い
タッチパッドの面積が小さめということもあり、少し狭く感じる時があります。
本体サイズをコンパクトにするためには仕方がないとは思いますが、もう少し広ければもっと使いやすいと感じました。
クリックボタンは押し心地もよく、快適です。
まとめ
本記事では、富士通のタッチパッド付きワイヤレスキーボード「LIFEBOOK UH Keyboard」を紹介しました。
デザイン性も機能性も良く、かなり満足度の高いキーボードです。
本記事の内容を参考にしていただければと思います。
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