この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
Intel 12世代CPU Core i5 12400 で組んだ自作PCの性能がどれぐらいなのか知りたい。
Intel 12世代CPU Core i5 12400を使って自作PCを組みました。
その時のパーツ紹介や組み立ての様子は以下の記事で紹介しています。
組み立て後に、この自作PCの性能を計測したので、今回は性能計測の結果を紹介します。
また、高負荷時のCPUの温度も計測していますので、あわせて紹介します。
同様のパーツ構成で組んだ場合にどれぐらいの性能が出るのかの指標になりますので、参考にしていただければと思います。
今回計測する自作PCのスペック
今回計測する自作PCのパーツ構成を紹介します。
高性能でありながらも安さを求めた構成になっています。
CPU | Core i5 12400 BOX |
CPUクーラー | 別途購入はなし(リテールクーラー使用) |
メモリ | crucial Ballistix BL2K16G32C16U4B [DDR4 PC4-25600 16GB 2枚組] |
マザーボード | GIGABYTE B660M DS3H AX DDR4 [Rev.1.x] |
ストレージ | WESTERN DIGITAL WD Green SN350 NVMe WDS960G2G0C |
グラフィックボード | なし(CPU内蔵のGPUを使用) |
電源 | 玄人志向 KRPW-BK650W/85+ |
ケース | Thermaltake S100 TG |
ケースファン | 別途購入はなし(ケース付属のリアファンのみ) |
上記パーツ構成をスペック表にまとめると以下になります。
CPU | Intel 12世代 Core i5 12400 (6コア 12スレッド) |
メモリ | 32GB(DDR4) |
ストレージ | 960GB(NVMe M.2 SSD) |
有線LAN | 100Mbps、1Gbps、2.5Gbps |
無線LAN | あり(Wi-Fi6対応) |
Bluetooth | あり(Ver. 5.2) |
拡張スロット | PCI-Express 16X(1本) PCI-Express 1X(2本) |
映像出力 | DisplayPort x2 HDMI x1 |
USB端子(ケース) | USB 3.0 Type-A ×1 USB 2.0 ×2 |
USB端子(背面) | USB3.2 Gen2 Type-C x1 USB3.2 Gen1 Type-A x3 USB2.0 x2 |
詳細は、以下の記事で詳しく説明していますので、あわせて参考にしてください。
また、同じPC構成でグラフィックカードをRadeon RX6600にした場合の性能検証も下記の記事で実施していますので、あわせて参考にしてください。
性能計測結果
CPUは6コア12スレッド、メモリは32GBで認識されています。
CINEBENCH R23での計測結果
CINEBENCH R23を使ってCPUの性能を計測します。
まずはシングルスレッドの性能から計測します。
計測前のCPU温度は28℃です。(計測時の室温は23℃程度)
計測中(計測直後)の最大CPU温度は34℃で、それほど上がりませんでした。
※シングルスレッドの計測なのでこんなものです
シングルスレッドのスコアは「1689」でした。
次にマルチスレッドの性能を計測します。
計測前のCPU温度は29℃です。(計測時の室温は23℃程度)
計測中の最大CPU温度は73℃まで上がりました。
リテールクーラーでも十分に冷やせているので大したものです。(費用を抑えたい場合、Core i5 12400であればリテールクーラーでも大丈夫です)
マルチスレッドのスコアは「12145」でした。
Core i5でここまでの性能が出るのは驚きです。(スコア上はCore i9-9900KやCore i7-10700K、Ryzen7 6800HSに匹敵する性能です)
CrystalDiskMarkでの計測結果
CrystalDiskMarkを使ってストレージ(M.2 SSD)の性能を計測します。
シーケンシャルアクセスはRead「1778MB/s」、Write「1641MB/s」で、ランダムアクセスはRead「894MB/s」、Write「711MB/s」という結果になりました。
これだけの速度が出ていれば十分です。
遅いと感じる場面はかなり少ないと思います。
グラフィック機能はCPU内蔵のGPUであるため、今回はグラフィック性能の計測は割愛しますが、4K動画の視聴や軽めのゲームぐらいであれば問題なく出来ます。
まとめ
本記事ではIntel 12世代CPU Core i5 12400 で組んだ自作PCの性能を紹介しました。
同様のパーツ構成で組んだ場合にどれぐらいの性能が出るのかの指標になりますので、参考にしていただければと思います。
以下の関連記事もあわせて参考にしてください。
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