この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
次のような条件に当てはまるキーボードを探している
・macとwindowsに両対応している
・bluetooth(無線)接続ができる
・有線での接続もできる
・日本語配列(JIS)配列が選択できる ※もちろん英字(US)配列も用意されている
・タイピングの感触が良いメカニカルキーボードである
・コンパクト、軽量で持ち運びがしやすい
・価格は1万円代に抑えたい
実は、これらの全ての条件に当てはまるキーボードは非常に限られます。
有名どころでは、HHKBが候補に上がりますが、HHKBでこの条件を満たす製品は3万円以上と非常に高価でなかなか手が出ません。
本記事では、これらの条件をすべて満たすコスパが高いキーボード(NuPhyのNuType F1)を紹介します。
NuType F1はキー入力がとてもしやすく、複数代のPCを切り替えながら使用できるので、とても効率よく作業ができます。
特にキー入力が多い方には高い効果が見込めますので、是非使って頂きたいです。
NuPhyのメカニカルキーボード NuType F1の製品概要
NuPhyのメカニカルキーボード NuType F1の製品概要を紹介します。
NuType F1はコンパクトサイズのワイヤレス接続対応のメカニカルキーボードで、以下のような特徴を備えた製品です。
対応OS | WindowsとMacの両方に対応 (他にもiOS、Android、Linuxにも対応) |
接続方式 | Bluetoothで3台の機器と接続、切り替えに対応 USBケーブルでの有線接続にも対応 |
キー配列 | 日本語配列(JIS)、英語配列(US)が選択可能 |
キー数 | 日本語配列(66キー)、英語配列(64キー)とコンパクト設計 |
キータイプ | 青軸(カチカチ音)、茶軸(打鍵感)、赤軸(静音)から選択可能 |
キーエフェクト | 20種類のRGBバックライトエフェクト搭載 |
サイズ | 277.5mm x 94.6mm x 16.8mm |
重さ | 350g |
より詳細な製品仕様は以下のAmazonのページで確認できます。
NuType F1のパッケージを紹介
今回紹介するのは、NuType F1の日本語配列(JIS)です。
NuType F1のパッケージを紹介します。
パッケージは高級感ある箱になっています。
パッケージの表側です。
NuPhyのロゴのみのシンプルなデザインです。
パッケージの裏側です。
表側とは違い、オレンジ基調の派手なデザインになっています。
パッケージの側面です。
ロゴや仕様が記載されています。
NuType F1の内容物を紹介
NuType F1のパッケージを開封し、内容物を確認していきます。
パッケージの蓋を開けたところです。
内容物は5点です。
・NuType F1 キーボード本体(SmartCaseに収納済み)
・SmartCase
・USB Type-C to Type-Cケーブル(0.13m)
・USB Type-C to Type-Aケーブル(2m)
・ユーザーガイド(取扱説明書)
NuType F1 キーボード本体は、SmartCaseに収納された形でおさまっています。
SmartCaseはお洒落なデザインです。
USB Type-C to Type-Cケーブルです。
長さは13cmと短く、充電や端末との有線接続に使用します。
USB Type-C to Type-Aケーブルです。
長さは2mです。こちらのケーブルも充電や端末との有線接続に使用します。
ユーザーガイド(取扱説明書)です。
バックライトの切り替え方法やBluetoothでのペアリング方法などが記載されています。
※日本語配列でなく英語配列の説明になっている箇所もあるので要注意です
NuType F1の外観を紹介
NuType F1の外観を見ていきます。
SmartCaseを開けると、中からNuType F1の本体が現れます。
SmartCaseのキーボードが乗る箇所は、磁石でNuType F1がくっつくようになっています。
このように持ち上げても全く落ちません。
今回紹介するのは、NuType F1の日本語配列(JIS)です。
NuType F1はファンクションキーのないコンパクトな60%キーに分類される製品です。
ファンクションキーを利用する際は、fnキー+数字キーでファンクションキーになるといった感じで、fnキーとの組み合わせで足りないキーを補う形になります。
裏側は、オレンジ一色です。
この辺りは好みが分かれるかもしれません。
普通に使用している限りはこのオレンジの部分はほとんど見えないので、気になりません。
左側面には端子などは何もありません。
薄型でフラットなキーである事が確認できます。
右側面にはUSB Type-C端子(充電や有線接続に使用)と電源スイッチがあります。
電源スイッチは3段階になっていて、真ん中が電源OFF、右が有線接続モード、左が無線(Bluetooth)接続モードです。
上側面には端子などは何もありません。
下側面にはLEDが4つ備わっています。
一番左のLEDはバッテリーインジケーターで、バッテリー残量が少なくなると赤に点灯し、フル充電状態の時は緑に点灯します。
右3つのLEDは接続先3つのうち、何番目の機器と接続しているかが分かります。
実はSmartCaseは、キーボードカバー(ケース)の役割以外にもスタンドとして使用できます。
このような感じで、タブレットをスタンドに立てて使用できます。
ノートパソコンのような感じで使用できます。
キーエフェクト(イルミネーション)は20種類あります。
一色に点灯させたり、
カラフルに点灯させたりと、色々楽しめます。
NuType F1の使用感(良い点)
macとwindows両対応が便利
NuType F1はmacとwindowsの両方に対応しています。
macとwindowsの両方を所持している場合、mac用のキーボードとwindows用のキーボードを別々に揃えると、キーボードの置き場所にも困りますし、打ち心地(使い心地)も異なるため、作業効率が低下するなどの問題が発生します。
NuType F1の場合、同じキーボードでmacとwindowsで作業ができるので、そのような問題はありません。これは非常に大きなメリットだと感じています。
Bluetooth接続で3台の機器を切り替えて使用できる
NuType F1はBluetooth接続で最大3台の機器を登録でき、切り替えて使用できます。
さらに有線接続を含めると最大4台の機器を切り替えて使用できます。
例えば、1台目をMacBook、2台目をiPad、3台目をwindowsパソコンといったように登録しておくと、これらの機器で同じキーボードを使って作業ができます。
切り替えも瞬時に完了しますので、ストレスを感じません。
切り替えは、fnキー+Qキーで1台目、fnキー+Wキーで2台目、fnキー+Eキーで3台目に切り替えられますので、キーボード操作のみで切り替えが完了します。これも地味に便利です。
コンパクトで持ち運びに便利
本体のサイズはコンパクトで、重量も350gと非常に軽量なので持ち運びに適しています。
SmartCaseも付属していて、SmartCaseがスタンドにもなりますので、iPadなどのタブレットとNuType F1があればどこでも作業ができます。
キータイプ(軸)を好みで選択できる
キータイプは個人個人で好みが分かれるところです。
NuType F1には、青軸(カチカチ音)、茶軸(打鍵感)、赤軸(静音)が用意されていて、これらから選択可能です。
タイピングの音が大きいのが好みの方は青軸、周りに人がいる環境で使用するので音が気になる方は赤軸、その間の茶軸と選べるのは嬉しいポイントです。
赤軸を使っていますが、キーを打ったときの感触が良く、打っていて楽しくなります。
MacBookのキーボードに重ねて使える
NuType F1はMacBookのキーボードに重ねて使えるようになっています。
(尊師スタイルと呼ぶらしいです)
MacBookのキーボードがまるでメカニカルキーボードになったような感じで使用できます。
この時に、付属のUSB Type-C to Type-Cケーブルを用いると、充電しながら利用できるのでバッテリー残量を気にする必要はありません。
重ねて使用する際、タッチバー(ファンクションキー)が少し見えにくいといった問題はあります。
NuType F1の裏側の溝がMacBookのキーボードの間におさまるように設計されていて、このような使い方ができるようになっています。
注)US配列のMacBookにJIS配列のNuType F1は置けません(溝が合いません)
NuType F1の使用感(残念な点)
fnキーとの組み合わせでしか使えないキーがあり入力が面倒
キーボードのサイズを小さくしているため、物理的なファンクションキーが搭載されていないなど、フルサイズのキーボードと比較すると当然不足するキーがあります。
その不足を補うために、fnキーとの組み合わせで代用する事になります。
例えば、「F5キー」を打ちたい場合、「fnキー」+「5キー」を打つ事になります。
たまにしか打たないキーであればそれほど問題ないのですが、特にwindowsの場合ファンクションキーを使う事が多くなるため、いちいち「fnキー」+「5キー」を打つのが面倒に感じます。
この辺りは慣れもあるとは思います。
まとめ
NuPhyのメカニカルキーボードNuType F1を紹介しました。
macとwindowsの両方で利用でき、ワイヤレス接続可能でコンパクトなメカニカルキーボードを探している方は有力候補になると思います。
予算が許すのであれば、HHKBなどのキーボードも候補にはなりますが、コスパを求めるのであればNuType F1は最適解です。
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