この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
次のような条件に当てはまるキーボードを探している
・macとwindowsに両対応している
・bluetooth(ワイヤレス)接続ができる
・有線での接続もできる
・日本語配列(JIS配列)が選択できる ※もちろん英字(US)配列も用意されている
・タイピング感の良いメカニカルキーボードである
・価格は1万円代に抑えたい
実は、これらの全ての条件に当てはまるキーボードは非常に限られます。
有名どころでは、HHKBが候補に上がりますが、HHKBでこの条件を満たす製品は3万円以上と非常に高価でなかなか手が出ません。
本記事では、これらの条件をすべて満たすコスパが高いキーボード(Keychron K2 JIS日本語配列)を紹介します。
Keychron K2は見た目も高級感があり、タイピングもしやすく、複数の端末で切り替えて使用することも可能で、作業効率が上がります。
実際に使用した感想もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの製品概要
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの製品概要を紹介します。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードは、テンキーのないコンパクトサイズで、ワイヤレス接続対応のメカニカルキーボードです。
2種類のラインナップがあり、一つは今回紹介するアルミフレーム(RGB LED)で、もう一つはプラスチックフレーム(White LED)です。
製品の仕様を以下にまとめました。
対応OS | WindowsとMacの両方に対応 (他にもiOS、Androidにも対応) |
接続方式 | Bluetoothで3台の機器と接続、切り替えに対応 USBケーブルでの有線接続にも対応 |
キー配列 | 日本語配列(JIS)、英語配列(US)が選択可能 |
キー数 | 日本語配列(87キー)、英語配列(84キー) |
キータイプ | 赤軸(静音)、青軸(カチカチ音)、茶軸(打鍵感)から選択可能 |
キーエフェクト | 【アルミフレーム】18タイプ・調整可能な4レベルのRGB 【プラスチックフレーム】White LED |
サイズ | 【アルミフレーム】317 x 129mm 【プラスチックフレーム】313 x 123mm (共に高さ30mm(キーキャップフロント)/40mm(キーキャップリア)) |
重さ | 【アルミフレーム】約794g 【プラスチックフレーム】663g |
より詳細な製品仕様は以下のKeychronの公式ページでも確認できます。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードを開封
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードを開封していきます。
パッケージは紙製の箱になっています。
パッケージの表側です。
黒を基調としたカッコイイデザインです。
パッケージの裏側です。
パッケージを開けると、最初にクイックスタートガイドが現れます。
クイックガイドとスポンジ(緩衝材)を取り出すと、Keychron K2がお目見えです。
Keychron K2はビニールに梱包されています。
全体的にしっかりと梱包されていて安心です。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの付属品
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの付属品(内容物)を紹介します。
パッケージから全てを取り出すと、6点が入っていました。
<付属品(内容物)>
・Keychron K2 Bluetoothメカニカルキーボード
・USB Type-A to Type-Cケーブル
・キーキャップ交換器具
・交換用キーキャップセット
・ユーザーマニュアル
・クイックスタートガイド
充電や有線接続時に使用するUSB Type-A to Type-Cケーブルです。
USB Type-C側はL字になっています。
キーキャップ交換時にキーキャップを外すための器具も付属しています。
交換用のキーキャップは、グレーのエスケープキー、オレンジのライト効果キー、Windows用のAltキーが2つとWindowsキーが付属しています。
Windowsでの利用がメインの場合に、キーキャップを交換できるのは嬉しいです。
ユーザーマニュアルの内容は日本語で記載されています。
クイックスタートガイドの表側はキーキャップ変更の説明が記載されています。
クイックスタートガイドの裏側は、Bluetoothでの接続方法やライトのモード切り替えなど、よく使う操作について簡単に記載されています。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの外観
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの外観を見ていきます。
まずは全体です。
グレーを基調とした配色に、デフォルトではオレンジのエスケープキーがワンポイントになっています。
今回紹介しているのは、アルミフレームモデルですので、周りのフレームがアルミで重厚感があり、とても高級な仕上がりになっています。
造りもしっかりしています。
裏側には可変式の脚があり、高さ調整が可能です。
本製品は技適を取得していて、シールには技適マークがプリントされています。
脚(チルトスタンド)は2段階での調整が可能です。
(上の画像は1段階目、下の写真は2段階目)
端子やスイッチ類は左側面に集約されています。
左から、充電や有線接続用のUSB Type-C端子、WindowsとMacのキー配列変更スイッチ、Bluetooth接続と有線接続、電源OFF切り替えスイッチです。
キーボードの手前側の高さは約2.4cmと結構な高さがあります。
この高さのまま使用すると手首を痛める恐れがありますので、パームレストの使用をおすすめします。
(むしろパームレストの使用は必須と考えた方が良いです)
Keychron K2純正の木製パームレストもあります。
段差がほとんどなくなり、快適にタイピングができます。
こちらの記事でKeychron K2 純正のパームレストを紹介しています。あわせて参考にしてください。
Keychron K2 JIS日本語配列キーボードの使用感
実際に使用して「良い」と感じた点
心地よい打ち心地
メカニカルキーボードということもあり、打ち心地が最高です。
文字を打つのが楽しくて、いつまででも打っていたい気分になります。
軸も赤軸、青軸、茶軸と好みで選べますので、自分にあった打ち心地を探せるのも嬉しいです。
今回は静音性を重視に赤軸を選択しましたが、キーを押した時のクリック感を求めるなら青軸や茶軸が良いと思います。
(赤軸はクリック感がかなり少ないです)
Keychron K2の絶妙な打鍵感は高級機と比べても遜色がないほどです。
ワイヤレス接続で複数台切り替えが便利
Keychron K2はBluetooth接続で最大3台の機器を登録でき、切り替えて使用できます。
さらに有線接続を含めると最大4台の機器を切り替えて使用できます。
例えば、1台目をMacBook、2台目をiPad、3台目をwindowsパソコンといったように登録しておくと、これらの機器で同じキーボードを使って作業ができます。
Bluetoothの切り替えはキー操作のみで瞬時に完了しますので、ストレスを感じません。
MacとWindows両対応が便利
Keychron K2はmacとwindowsの両方に対応しています。
macとwindowsの両方を所持している場合、mac用のキーボードとwindows用のキーボードを別々に揃えると、キーボードの置き場所にも困りますし、打ち心地(使い心地)も異なるため、作業効率が低下するなどの問題が発生します。
Keychron K2の場合、同じキーボードでmacとwindowsで作業ができるので、そのような問題はありません。これは非常に大きなメリットだと感じています。
コンパクトで場所を取らない
テンキーのないモデルなので、本体サイズがコンパクト(317 x 129mm)にまとまっています。
そのため置き場所を選ばないところが嬉しいです。
実際に使用して「残念」に感じた点
カーソルキーが特殊
本体サイズをコンパクトに抑えるために、カーソルキーを無理に入れ込んだ感じになっています。
カーソルキーの左、下、右はそのまま単独で押すと動作するのですが、カーソルキーの上はfnキーと同時に押す必要があり、しかも右キーの上に配置されているので、上キーだけが非常に使いにくいです。
(癖でShiftキーを押してしまいます)
カーソルキーを多用される方は要注意です。
一番右の1列のキーは不要
リターンキーのさらに右側に1列キーが配置されています。
最初の頃は、リターンキーやバックスペースキーを押そうとした時に、勢い余って右のキーを押してしまうことがありました。
(使っているうちに慣れてはきました)
個人的には、「Pageup」や「Pagedown」、「home」、「end」は使わないので、リターンキーやバックスペースキーが一番右だともっと良いと感じました。
まとめ
本記事では、ワイヤレスメカニカルキーボード(Keychron K2 JIS日本語配列)を紹介しました。
Keychron K2はワイヤレス接続可能で、macとwindows両対応、さらに高級感があって価格が抑え目と、欲しい機能が全部入りです。
メカニカルキーボードの購入を考えている方には、是非候補に入れてもらいたいです。
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