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【レビュー】MacBook Pro 13インチ 2020年モデル【最新】

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【レビュー】MacBook Pro 13インチ 2020年モデル【最新】

この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。

  • MacBookPro 13インチ 2020年モデルが自分の用途に合っているか知りたい
  • 良い点と残念な点を知りたい
  • 買うべきか迷っている

本記事では、MacBook Pro 13インチ 2020年モデルの製品概要や、どのような用途に合っているかを紹介します。

さらに、僕がMacBook Pro 13インチ2020年モデルを使用して感じた、良い点、残念な点についても紹介します。

MacBookには多数のモデルが存在しますので、まずは自分の用途に合ったモデルを選択することが重要です。

まだどのモデルにするか迷っている方は、下記の記事で各モデルの比較と選び方を説明していますので、参考にしてください。

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MacBook Pro 13インチ 2020年モデル製品概要(スペックなど)

特徴

MacBook Pro 13インチ 2020年モデルは、最新の第10世代IntelクアッドコアCPUや、最大32GBのメモリが搭載可能となっており大幅に性能アップしています。

さらにキーボードがこれまで問題が多発していたバタフライ型からシザー式に変更になり、打鍵感がアップしています。

ディスプレイはIPSテクノロジー搭載の13.3インチRetinaディスプレイで、500ニトの輝度、True Toneテクノロジー対応でとても美しい表示が可能です。

MacBook Pro 13インチ 2020年モデルには、さらに2つのモデルが存在します。

本記事では、便宜上それぞれを2ポートモデル、4ポートモデルと記載します。

それぞれのモデルの違いを見ていきましょう。

2ポートモデルと4ポートモデルの違い

それぞれのモデルの大きな違いは以下になります。

  • CPUの世代が異なる(第8世代と第10世代)
  • USB-C(Thunderbolt 3)のポート数が異なる(2ポートと4ポート)
  • 本体内部のファンの数が異なる(1つと2つ)
  • カスタマイズの最大が異なる(メモリやストレージ容量の最大搭載量)
  • メモリの速度が異なる(2,133MHz LPDDR3と3,733MHz LPDDR4X)

発売当初4ポートモデルでは、FinalCut Pro XやAdobe Premiere Pro で発生していたレインボーカーソル問題(動画を編集し出して10分以上経過した時点から動作が重くなり、フリーズする)が多数報告されていて、僕も同じ現象が発生していました。現在は最新OSにアップデートすることで問題が解消されますので、問題はありません。もし今後購入されて、問題が発生した場合はOSアップデートをおすすめします。

それぞれの違いについて、簡単に見ていきましょう。

CPU世代が異なる

2ポートモデルのCPUはIntel第8世代、4ポートモデルのCPUはIntel第10世代となっています。

特にCPU内蔵のグラフィックス性能が、10世代のCPUは8世代と比べて80%性能向上していると
Appleの公式サイトで公言されているように、動画編集などのグラフィック性能を求める作業では差が出てきます。

USB-C(Thunderbolt 3)のポート数が異なる

2ポートモデルは左側面にUSB-C(Thunderbolt 3)が2ポート備わっており、4ポートモデルではUSB-C(Thunderbolt 3)が左側面に2ポート、右側面にも2ポートの合計4ポート備わっています。

ケーブルの取り回しなどを考えると4ポートモデルは左右に備わっていて便利で、また4ポートあればポートが足りないといった状況もほぼ起こらないと思います。

本体内部のファンの数が異なる

これは目に見えない部分になりますが、実は冷却のための内部ファンの数が2ポートモデルは1つに対し、4ポートモデルは2つ備わっています。

負荷のかかる処理を行った場合に冷却性能が4ポートモデルの方が高いため、結果的に性能向上にもつながると考えられます。

また、1つのファンで頑張って冷却するのと、2つのファンで余裕を持って冷却するのとではファンの音の大きさにも影響すると考えられ、2つのファンで冷却する4ポートモデルの方がファンの音を抑えられる場面が増えます。

カスタマイズの最大が異なる

搭載可能なメモリとストレージの容量が異なります。
2ポートモデルではメモリ16GB、ストレージ2TBが最大ですが、4ポートモデルではメモリ32GB、ストレージ4TBと2倍の容量まで搭載することが可能です。

メモリの速度が異なる

2ポートモデルと4ポートモデルでは、メモリの種類が異なります。
2ポートモデルは2,133MHz LPDDR3で、4ポートモデルは3,733MHz LPDDR4Xとなり、4ポートモデルの方が性能が高くなっています。

ただ、この差はそれほど体感できるほど性能が早くなるわけではないので、あまり気にすることはないと思います。

スペック

これまで紹介した情報も含めて2ポートモデルと4ポートモデルのスペックを表にまとめました。

  MacBook Pro 13インチ 2020年モデル
2ポートモデル 4ポートモデル
ディスプレイ IPSテクノロジー搭載13.3インチ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、500ニトの輝度、True Toneテクノロジー対応
CPU 1.4GHzクアッドコア第8世代Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.9GHz)
<オプション>
1.7GHzクアッドコア第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz)
2.0GHzクアッドコア第10世代Intel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
<オプション>
2.3GHzクアッドコア第10世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
メモリ 8GB (2,133MHz LPDDR3)
<オプション>
16GB
16GB (3,733MHz LPDDR4X)
<オプション>
32GB
ストレージ 256GB
<オプション>
512GB、1TB、2TB
512GB
<オプション>
1TB、2TB、4TB
グラフィックス Intel Iris Plus Graphics 645 Intel Iris Plus Graphics
拡張性(接続端子) Thunderbolt 3(USB-C)ポート×2ポート
3.5mmヘッドフォンジャック
Thunderbolt 3(USB-C)ポート×4ポート
3.5mmヘッドフォンジャック
内部ファン数 1つ 2つ
本体サイズ/重量 高さ:1.56 cm、幅:30.41 cm、奥行き:21.24 cm、重量:1.4 kg

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どのような用途に合っているか

フルHDの動画編集(長い動画、カット編集、テロップ挿入など)、複雑な音楽編集(多数のトラック使用)といった重たい作業をメインに行う人はMacBook Pro(13インチ)がおすすめです。

また、モバイル用途で且つ高性能なMacBookが欲しいという方はMacBook Pro(13インチ)一択です。

価格を抑えたいという方は2ポートモデルを、価格は高くても性能を重視したい人は4ポートモデルを選ぶのが良いと思います。
但し、頻繁に動画編集をするのであれば、4ポートモデルをおすすめします。

また、現在は主にネットサーフィン、音楽鑑賞(音楽管理)、写真鑑賞(写真管理)、動画鑑賞(Youtubeなど)、ドキュメント作成(WordやPower Pointでのレポート作成など)といった比較的軽い作業しか行っていない方でも、将来的に動画編集する可能性があるのなら、MacBook AirよりもMacBook Pro(13インチ)の2ポートモデルを選んでおく方が良いかもしれません。

一方で、4K動画編集などのさらに重たい処理をしたい場合や、逆にネットサーフィンや動画鑑賞、ドキュメント作成のような軽い処理しかしない場合は、MacBookの別モデルが選択肢として入ってきます。

下記の記事でMacBookの選び方について記載していますので、参考にしてください。

使用して思った良い点と残念な点

良い点

高性能

フルHDの動画編集をよく行うのですが、サクサク動きます
動画の書き出しも10分ぐらいの動画を5分以内ぐらいで書き出せるので、とても性能が良いです。

また、同時に複数のブラウザでタブを複数立ち上げながら、いくつかのアプリを起動していても遅くなることはなく快適です。

モバイル性が高い

本体サイズが幅:30.41 cm、奥行き:21.24 cmなので、大抵のカバンにスッポリと入り、重量も1.4kgと問題なく持ち運べる重さで、モバイル性は高いです。

僕自身はカバンに入れてよく持ち運んでいますが、苦にはなりません。
むしろこれだけの性能のパソコンを持ち運んで出先で使えるというのはとてもありがたく、満足しています。

下記の記事で、持ち運ぶ際に便利なコスパの良いケースを紹介しています。
あわせて参考にしてください。

やっぱりカッコイイ

これはMacBook全般的に言えることですが、やっぱり「カッコイイ!」です。
シンプルながらも洗練されたこのデザインはMacBookならではと言えます。
人間の所有欲を満たしてくれるベストなパソコンだと思います。

カッコ良さを損なわずにMacBookを傷から守るハードシェルケースはmoshiのiGlazeがおすすめです。

残念な点

バッテリの持ちがいまいち

Appleの公式サイトではバッテリ駆動で10時間使えると表記されていますが、僕の使い方では5〜6時間ぐらいでバッテリが尽きてしまいます
この辺りは使い方にもよるとは思いますが、もう少し長く使えるとありがたいですね。

標準付属の電源アダプタが大きい

本記事の中で、付属品については触れていませんが、標準の電源アダプタが大きいです。

僕は他社製の小型アダプタ(RAVPOWERの61Wアダプタです)を購入してそれを使用しています。
下記の記事でRAVPOWERの61Wアダプタのレビューを記載していますので、参考にしてください。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

MacBook Pro 13インチ 2020年モデルはあなたの用途に合っていましたか?
価格は高めですが、それに見合った性能とボディ(見た目)を備えていますので、用途に合っている方には本当におすすめなMacBookだと思います。
これを期に購入を検討していただき、良さを体験してもらえればと思います。

MacBook Pro とあわせて持っておくと便利なアクセサリも紹介していますので、参考にしてください。

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