この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- AIを使って簡単に動画・アニメーション、画像を作成したい。
- AI動画生成アプリ「Pollo AI」がどのような製品か知りたい。
ビジネスやプライベートを問わず、ちょっとした動画・アニメーションや画像が必要になる場面があります。例えば、ビジネスでプレゼンテーション資料を作成している中でテーマにあった画像（動画）を入れたいといった場合などです。
今までであれば、フリーの動画や画像を時間をかけて探して、それでも自分が求めているものとは少し違うものしか見つからなくて、といった感じで無駄に労力と時間がかかる場合がありました。
近年のAIの進歩は目覚ましく、画像や動画を自動で生成するAIも進歩を続けています。必要な時にクオリティの高い画像や動画が簡単に手に入れられる時代が来ました。つまり、画像や動画を探さずに自分で作成できるということです。
まさにそれを実現できるのが、本記事で紹介する「Pollo AI」です。
「Pollo AI」を使うと、簡単な操作でAI動画や画像を自動生成してくれます。専門的な知識や難しい技術は全く必要ありません。画面の操作だけでクオリティの高い動画や画像を生成できます。先ほどの例で挙げたような、プレゼンテーション資料で必要な画像（動画）も簡単に生成可能です。
記事内では「Pollo AI」の機能や使い方を紹介しますので、AIを使った動画（アニメーションなど）や画像の生成に興味がある方にはぜひ参考にしていただければと思います。
AI動画生成アプリ「Pollo AI」とは
機能概要
「Pollo AI」は、オールインワンのAI画像＆動画生成ツールです。
Pollo AI では、画像／動画生成業界をリードするさまざまな AI モデルにアクセス可能です。これらのAIモデルを使い、簡単にAI画像や動画を生成できます。
主な機能は以下の通りです。
テキストから動画を生成
意味理解能力が強化され、あらゆるテキストプロンプトから動画を生成することが可能です。
画像から動画を生成
あらゆる画像を自然でダイナミックな出力でアニメーション化します。画像を、開始／終了フレームとしてアップロードして、その間のシームレスなコンテンツを生成することも可能です。
一貫したキャラクタービデオを生成
あらゆるキャラクター、オブジェクト、シーンの画像をアップロードし、フレーム間の一貫性を保った自然な動画を作成します。
動画から動画を生成
アップロードした動画を、日本のアニメ、ディズニーピクサー、クレイアニメ、絵画など、30種類以上のクリエイティブなスタイルに変換できます。
AI アニメーション ジェネレーター
宮崎駿、新海誠、大友克洋など、有名なアニメーター風のアニメや漫画の動画を生成します。
上記以外にも画像を生成する機能などが搭載されています。
製品に関する詳細は、以下の公式サイトで確認できます。
ライセンス体系（無料利用あり）
「Pollo AI」には、無料版（フリー）と有料版（ライセンス購入が必要）があります。
無料版では、制限（生成できる動画や画像の数が限られるなど）があるものの機能としては有料版と同様に使用できます。無料版で試してみて、良ければ有料版のライセンスを購入するといったことができるので安心です。
有料版のライセンスには、以下の2種類が用意されています。
（動画や画像の生成にはクレジットを消費します。基本的な動画を1つ生成するのに10クレジットが必要で、動画の画質や長さで必要なクレジットが加算される仕組みになっています）
・ライト（300クレジット/月）
・プロ（800〜50,000クレジット/月）
※ライト、プロのそれぞれに「月額」払いと「年額」払いが用意されています。
ライセンスの特徴や比較、価格については以下の公式サイトで確認できます。
ライセンスの購入も可能です。
「Pollo AI」の基本的な使い方
「Pollo AI」の利用はとても簡単です。
Webブラウザで全て完結するので、PCなどの端末へのインストールは不要です。
以下の「Pollo AI」の公式サイトにアクセスします。
アクセスすると以下の画面が表示されます。
有料のライセンスを購入済みの場合は、「ログイン」をクリックして、ログインします。無料での利用の場合は、「無料版を始める」をクリックして、ユーザ登録してログインします。
ログインが完了すると、以下のように「Pollo AI」の画面が表示されます。
これで「Pollo AI」が使用できる状態になりました。
機能概要で紹介した通り、「Pollo AI」には様々な機能が備わっています。
本記事では、その中でも以下の3点について使い方を紹介します。
- テキストから動画を生成
- 動画から動画を生成
- AI アニメーション ジェネレーター（テキストからアニメーションを生成）
テキストから動画を生成
入力したテキスト（文章）から動画を生成する方法を説明します。
「Pollo AI」の画面の左メニューから「テキストから動画へ」をクリックします。
テキストから動画を生成するための画面が表示されます。
動画生成に使用するAIモデルを選択します。
今回は「Kling 1.6」を選択しました。
プロンプトにどのような動画を生成したいかをテキスト（文章）で入力します。
今回は「よく晴れた夏の海岸で、日本人の女の子が友達と楽しく話しながら海を眺めている」と入力しました。
必要に応じて、アスペクト比や動画の長さなどを設定します。
動画生成に必要なクレジットが表示されるので確認し、「生成する」をクリックします。（動画の生成が始まります。動画の生成には数分かかります）
動画の生成が完了すると、画面右下にプレビューが表示されます。
生成した動画を再生したり、動画のダウンロードなどが可能です。
生成した動画は以下のようになりました。
波や砂浜の綺麗さ、人物の自然な感じなどかなりクオリティが高い動画が、たった１〜２行のテキストを入力しただけで生成できました。
動画から動画を生成
アップロードした動画を、日本のアニメ、ディズニーピクサー、クレイアニメ、絵画など、30種類以上のクリエイティブなスタイルに変換する方法を説明します。
「Pollo AI」の画面の左メニューから「動画から動画へ」をクリックします。
動画から動画(アニメーション)を生成するための画面が表示されます。
元となる動画をアップロードします。（動画をドラッグ&ドロップできます）
今回は、先ほどテキストから生成した動画をアップロードしました。
スタイルを選択します。
今回は、「かわいいアニメ v3」を選択しました。
スタイルは以下のように様々なタイプが用意されているので、その中から選択できます。
必要に応じて、プロンプト（より細かな指定）などを行います。
動画生成に必要なクレジットが表示されるので確認し、「生成する」をクリックします。（動画の生成が始まります。動画の生成には数分かかります）
動画の生成が完了すると、画面右下にプレビューが表示されます。
生成した動画を再生したり、動画のダウンロードなどが可能です。
生成した動画は以下のようになりました。
先ほどテキストから生成した動画が、見事にアニメーションとして新たに生成されました。
AI アニメーション ジェネレーター（テキストからアニメーションを生成）
宮崎駿、新海誠、大友克洋など、有名なアニメーター風のアニメや漫画の動画を生成する方法を紹介します。
「Pollo AI」の画面の左メニューから「AIアニメーション」をクリックします。
テキストからアニメーションを生成するための画面が表示されます。
スタイルを選択します。
今回は、「新海誠スタイル」を選択しました。
スタイルは以下のように様々なタイプが用意されているので、その中から選択できます。
プロンプトにどのようなアニメーションを生成したいかをテキスト（文章）で入力します。
今回は「かっこいい装備をまとった男の子が、囚われたお姫様を救うために、凶暴で恐ろしい悪魔を相手に戦っている。」と入力しました。
必要に応じて、解像度や動画の長さ、アスペクト比などを設定します。
動画生成に必要なクレジットが表示されるので確認し、「生成する」をクリックします。（動画の生成が始まります。動画の生成には数分かかります）
動画の生成が完了すると、画面右下にプレビューが表示されます。
生成した動画を再生したり、動画のダウンロードなどが可能です。
今回生成した動画は以下のようになりました。
入力したテキストに沿ったアニメーションが出来上がりました。
まとめ
本記事では、AI動画生成アプリ「Pollo AI」を紹介しました。
「Pollo AI」でクオリティの高い動画や画像を生成できました。特に難しい知識や技術は一切不要で、とても簡単でした。
また、Webブラウザで使えるため、性能の低いPCやOS問わず使える点も便利だと感じました。しかも複数台の端末で同じように操作できるので、ビジネスでもプライベートでもシーンに関係なく利用できます。
無料版（フリー版）も用意されているので、まずは無料で試してみて、気に入ったら有料版のライセンスを購入するというので良いと思います。
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