この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
自作PCのケースとして、安価で白い(ホワイトカラー)、強化ガラス採用のPCケースを探している。
Thermaltake S100 TGがどのような製品か知りたい。
自作PCのパーツの中で一番見た目に影響があるのがケースです。
ケースには個人の好みが色濃く反映され、種類も豊富なので、かなり悩むパーツだと思います。
PCケースは、見た目だけではなく、各パーツがケース内にしっかりと収まるか、排熱や静音性はどうか、組み立てやすいかなど、様々なポイントがあります。
そこで本記事では、低価格ながら裏配線や十分なスペースが確保されていて、組み立てやすいThermaltakeのミニタワーPCケース「S100 TG」を紹介します。
「S100 TG」は側面に強化ガラスを採用していて、中のパーツが全て見えるようになっています。
安価でありながら必要な機能は十分備わっていて、満足度が高いケースです。
ThermaltakeのPCケースはこのケースに限らず、十分な機能性を備えていながら安価なので人気が高いです。
下記の「S100 TG」を使った自作PCの記事も合わせて参考にしてください。
Thermaltake「S100 TG」の製品概要
Thermaltake「S100 TG」は、比較的コンパクトなミニタワー型のPCケースです。
左側面に強化ガラスのスイングドアパネルを搭載していて、microATX、Mini-ITXのマザーボードに対応しています。
また、独立した電源スペースや裏配線など、組み立てやすさも配慮されています。
色は「ホワイト」と「ブラック」の2色が用意されています。
主な仕様は以下の通りです。
カラー | 「ホワイト」と「ブラック」の2色展開 |
材質 | SPCC、強化ガラス |
対応マザーボード | microATX、Mini-ITX |
対応電源 | ATX(最大 160 mm) |
対応グラフィックボード | 最大 330 mm |
対応CPUクーラー | 全高 165 mm |
拡張スロット | 4つ |
ドライブベイ | 内部3.5/2.5インチ共用×2、内部2.5インチ×2 |
搭載可能ラジエータ | 上面:280/240mm、前面:280/240mm、背面:120mm |
搭載可能ファン | 上面:200mm×1または140/120mm×2、前面:140mm×2または120mm×3、背面:120mm×1 |
付属ファン | 背面:120mmファン×1(1000rpm, 16dBA)※3ピン |
I/Oポート | USB 3.0×1、USB 2.0×2、マイク×1、ヘッドホン×1 |
サイズ | 220(W)×411(H)×441(D) mm |
重量 | 6.1 kg |
詳細は、以下のAmazonのサイトでも確認できます。
Thermaltake「S100 TG」のパッケージと開封
Thermaltake「S100 TG」のパッケージを紹介します。
パッケージの材質は段ボールです。
パッケージの表側です。
今回「ホワイト」カラーを購入したので、「Snow Edition」のシールが貼ってあります。
パッケージの裏側です。
表側とほとんど同じデザインです。
パッケージを開封していきます。
発泡スチロールの梱包材でしっかりと固定されています。
ケース本体はビニールで覆われています。
Thermaltake「S100 TG」の内容物
Thermaltake「S100 TG」の内容物を紹介します。
パッケージを開封すると、PCケース以外に以下の5点が入っています。
<内容物>
・PCIスロットカバー x2
・タイラップ x10
・スピーカー(ビープ音)
・ネジ多数
・ユーザーズマニュアル
Thermaltake「S100 TG」の外観
Thermaltake「S100 TG」の外観を紹介します。
今回購入したカラーは「ホワイト」なので、全体的に白が基調となっています。
一部黒いパーツがあり、黒がワンポイントとなったデザインです。
前面です。
白一色で、下部に「Thermaltake」のロゴが小さく入っています。
背面です。
中央にスロット(4つ)があります。
上部です。
内部への埃の侵入を防ぐダストフィルターが取り付けられています。
ダストフィルターはマグネット式なので、簡単に取り外しが可能です。
上部の手前側には、電源ボタンとリセットボタン、電源LED、ディスクアクセスLED、USB3.0端子、USB2.0端子、ヘッドホン端子、マイク端子が備わっています。
底面です。
ここにもダストフィルターが備わっています。このフィルターは嵌め込み式です。
また、4つの脚があり、底面との隙間ができるため、底面からの吸気もしっかりとできるようになっています。
ダストフィルターを取り外すとこのような感じです。
左側面です。
強化ガラスのスイングドアパネルが搭載されています。
※写真は開封直後なので、強化ガラスに保護シートが貼られている状態です(保護シートを外すと透明度はバツグンです。)
右側面です。
こちらは白一色です。
ここからは内部を見ていきます。
強化ガラスのスイングドアパネルはマグネット式なので、簡単に開閉可能です。
背面には120mmのファン(3ピン)が搭載されています。
※ファンの制御がしたい場合は、別途4ピンのファンに置き換える必要があります
電源スペースはケースの下部に位置します。
内部には十分なスペースがあり、組み立てや配線がしやすいです。
右側面のカバーを外すと、内部には裏配線ができるスペースが確保されています。
3.5インチや2.5インチのドライブベイも備わっています。
強化ガラスのスイングドアパネルは上に持ち上げると外すことが可能です。
組み立て時には邪魔になるので、簡単に取り外しができるのはありがたいです。
フロントパネルは嵌め込み式で、外すことが可能です。
フロントには、120mmファン3基、または140mmファン2基が取り付け可能です。
最後にケースの静音性についてですが、普通(可もなく不可もなし)といったところです。
特段ファンの音が漏れてうるさいということもなく、かといって静音性が重視されている構造でもありません。
まとめ
本記事では、低価格ながら裏配線や十分なスペースが確保されていて、組み立てやすいThermaltakeのミニタワーPCケース「S100 TG」を紹介しました。
「S100 TG」は側面に強化ガラスを採用していて、中のパーツが全て見えるようになっています。
安価でありながら必要な機能は十分備わっていて、満足度が高いケースです。
実際に「S100 TG」でPCを組んでみて、裏配線も可能で、十分なスペースがあるので凄く組みやすかったです。組み上がった後も見た目がカッコよくて本当に満足のできるケースでした。
高いケースを購入するよりも、「S100 TG」を選択して、浮いた費用を他のパーツに回すのが良いと思います。
コメント