この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- 初めての人や経験が浅い人でも簡単に動画編集ができるソフトを探している。
- AI動画編集ソフト「HitPaw Edimakor」がどのような製品か知りたい。
初めて動画編集をする人や簡単な動画を作る人は、自分のニーズに合った動画編集アプリケーションを選ぶことが重要です。
初めから高機能な動画編集ソフトを選択すると、途中で挫折したり、操作が難しかったり、価格が高価であったりと様々な問題に直面する可能性があります。
そこで本記事では、特に初心者におすすめの使いやすい動画編集ソフト「HitPaw Edimakor」をレビューします。
「HitPaw Edimakor」は、直感的なユーザーインターフェイスと簡単な操作で動画編集が可能です。手頃な価格で初心者の動画編集者に最適なだけでなく、中級者や上級者向けの強力な機能もたくさん搭載しているので、将来に渡って長く快適に使えます。
動画編集ソフト「HitPaw Edimakor」とは
製品概要
「HitPaw Edimakor」は、HitPaw社が手掛ける動画編集ソフトウェア(動画エディター)です。動画編集だけでなく、音声変換ソフト、動画録画ソフトの機能をあわせ持ち、他にも様々な機能が使用できます。
HitPaw社は、動画や画像を中心とした様々なソフトウェアを提供する会社です。2019年に創業した若い会社でありながら、160以上の国・地域でサービスを展開しています。
主な機能は以下の通りです。
動画編集
簡単かつ直感的な操作性で、動画の編集が可能です。
動画のトリミングやカット、トランジションやテキストの追加、動画の色やトーンを調整できるカラー調整など、様々な編集が行えます。
音声認識(AI)
動画内の音声を自動的にテキストに変換し、字幕として追加できます。
AIノイズリダクション
ノイズリダクション機能により音質を向上させることが可能です。背景雑音、ハム音、その他の不要な音の干渉を減らし、よりクリアな音にできます。
豊富なリソース
無数のホットなサウンド、エフェクト、ステッカー、フィルター、トランジション、テキストアニメーション、ストックビデオクリップが使用可能です。
画面録画
リアルタイムで画面のアクティビティの録画が可能です。
動画ダウンロード
Web動画のダウンロードも可能です。
上記以外にも動画に関する様々な機能が搭載されています。
製品に関する詳細は、以下の公式サイトで確認できます。
ソフトのダウンロードやライセンスの購入なども以下の公式サイトからできます。
ライセンス体系(無料版と有料版の違い)
「HitPaw Edimakor」には、無料版と有料版(ライセンス購入が必要)があります。
無料版では、エクスポートした動画ファイルにウォーターマーク(透かし)が入ります。
それ以外の機能は有料版と同様に使用できます。無料版で試してみて、良ければ有料版のライセンスを購入するといったことができるので安心です。
有料版のライセンスには、以下の3種類が用意されています。
ある程度の期間使用するのであれば、永久プランが価格的にお得です。
・一ヶ月プラン(1ヶ月間利用可能)
・一年プラン(1年間利用可能)
・永久プラン
Windows版とMac版で価格は異なります。
実際の価格は下記の公式サイトで確認できます。ライセンスの購入もできます。
■Windows版の価格とライセンス購入
■Mac版の価格とライセンス購入
「HitPaw Edimakor」のインストール方法
「HitPaw Edimakor」のインストール方法を紹介します。
本記事では、Windows版で説明します。
以下の公式サイトにWebブラウザでアクセスします。
アクセスしたサイトで、「無料体験」をクリックし、インストーラーファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーファイルをダブルクリックで起動します。
インストーラーが起動します。
「インストール」をクリックします。
インストールが開始されますので、しばらく待ちます。
インストールが完了すると、ソフトが起動します。
有料のライセンスを登録(認証)する場合は、トップ画面の右上の人型アイコンをクリックします。
ライセンスを購入済みであれば、「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「ログイン」ボタンをクリックすると、ライセンス登録は完了です。
「HitPaw Edimakor」の基本的な使い方
「HitPaw Edimakor」は動画編集ソフト(動画エディター)がメインの機能ですが、他にもいくつかの機能を持っています。
ここでは、以下の順番で、動画編集ソフトとしての基本的な使い方に加え、画面録画や動画ダウンロードの使い方も紹介します。
1)動画・音声変換、編集の使い方
2)画面録画の使い方
3)動画ダウンロードの使い方
1)動画・音声変換、編集の使い方
動画ファイルの編集
「HitPaw Edimakor」の中核の機能である動画ファイルの編集について基本的な使い方を紹介します。動画のカットやテキストの挿入といった基本的な機能はもちろんのこと、トランジション(動画間の切り替え方法)やステッカーなどを使って簡単に見栄えの良い動画を作成、編集できます。
「HitPaw Edimakor」のトップ画面で「動画作成」をクリックします。
動画編集画面が表示されます。
編集したい動画(素材)をドラッグ&ドロップで読み込みます。
複数ある場合は繰り返しドラッグ&ドロップで読み込みます。
読み込んだ動画を画面下のタイムライン(動画を作り上げる作業場所)にドラッグ&ドロップします。3つのバラバラの動画を一列に繋げるようにタイムラインに配置しました。
動画の不要な部分をカットしていきます。
タイムラインの一番左に配置した動画が長いので、後半部分をカットしたいと思います。
カットしたい部分にタイムラインのカーソルを移動します。
タイムラインのカーソルの上部にあるハサミマークをクリックします。
クリックすると、動画がその位置でカット(分割)されます。
分割されて2つに分かれた動画の右半分が不要なので、右半分を選択してDeleteキーを押すと、右半分の動画が削除されます。(後ろの動画が前に詰められます。)
このようにタイムラインでは動画のカットなどの編集作業を行う場所となっています。
タイムラインの右側にあるマイナスボタンとプラスボタンでタイムラインの倍率を変更できるので、作業の内容に合わせて倍率を変更すると作業がしやすくなります。
動画編集でよく使うテキスト(タイトルや字幕など)を入れます。
「テキスト」をクリックします。
様々な種類のテキストが用意されています。
テキストの挿入は以下の手順で行います。
①テキストの種類を選択し、タイムラインにドラッグ&ドロップする。
②表示したい文字を入力する。
③文字の表示位置を決める。
④文字の表示時間を調整する(表示するタイミングや長さ)
トランジション(動画間の切り替え方法)を追加します。
2つの動画を繋げる時、何も設定しないと前の動画から次の動画にいきなり切り替わります。これでも良い場合はありますが、スムーズに切り替えたい場合は前の動画と次の動画の間にトランジションを追加します。
「切り替え」をクリックします。
様々なトランジションが用意されているので、どのトランジションにするか決定し、動画と動画の繋ぎ目にドラッグ&ドロップします。(トランジションの長さは変更可能です。長くするとゆっくりと切り替わり、短くすると早く切り替わります。)
ここまでの編集機能でも十分動画編集が可能ですが、さらに見た目の良い動画を作成するための機能も備わっています。
例えば、ステッカーがその一つです。
「ステッカー」をクリックし、入れたいステッカーを選択したらタイムラインにドラッグ&ドロップします。ここではカウントダウンのステッカーを選びました。これは画面にカウントダウンが表示されるというものです。たくさんのステッカーが用意されているので、色々試してみると面白いです。
他にも「音声(BGMや効果音など)」、「エフェクト(演出や効果など)」も用意されています。
詳細は割愛しますが、人の音声が入っている動画であれば、その音声をAIを使って字幕に起こすことが可能です。字幕に起こす作業はとても手間がかかるので、それを自動でしてくれるというのはとてもありがたい機能です。
これまで編集してきた動画の書き出しをします。
書き出す前に中央のプレイヤーで編集した動画の内容を最終チェックし、問題がないことを確認します。問題がなければ、画面右上の「エクスポート」をクリックします。
エクスポートの画面が表示されます。
動画の形式や解像度などを設定し、「エクスポート」ボタンをクリックします。
動画の書き出しが完了すると、以下のメッセージが表示されます。
指定したフォルダに書き出された動画ファイルが保存されています。
作成した動画は思った通りに出来上がっていました。
今回は、基本的な動画編集の機能に絞って説明しました。
これだけでも十分動画編集が可能ですが、他にもたくさんの機能が備わっています。
動画ファイルフォーマットの変換
動画ファイルのファイルフォーマットの変換も可能です。
先ほど作成した動画ファイル(MP4形式)を違う動画ファイルフォーマットに変換してみます。
「HitPaw Edimakor」のトップ画面で「動画作成」をクリックします。
変換したいファイルをドラッグ&ドロップで読み込みます。
読み込んだ動画をタイムラインに追加し、右上の「エクスポート」ボタンをクリックします。
エクスポート画面が表示されます。
「形式」で変換したい動画ファイルフォーマットを選択し、「エクスポート」をクリックします。
選択した形式(動画ファイルフォーマット)「WMV」に変換できました。
2)画面録画の使い方
「HitPaw Edimakor」には、画面録画の機能が備わっています。
画面で操作している様子を動画に残して教育用の動画を作ったり、特定のアプリケーションの画面やゲーム画面を動画として保存することが可能です。もちろん録画した動画を編集することも可能です。
画面録画を行うには、「HitPaw Edimakor」のトップ画面の左メニューにある「ツールボックス」を選択し、「画面録画」をクリックします。
今回は、パソコン画面の特定の範囲を画面録画するので、「画面録画」を選択します。
範囲を選択するカーソルが表示されます。
(スペースキーを押すと、全画面を録画範囲として選択します。)
録画したい範囲を選択します。
録画ボタンを押すと画面録画が開始されます。
もう一度録画ボタンを押すと、画面録画が終了します。
画面録画した動画ファイルはフォルダに自動的に保存されています。
3)動画ダウンロードの使い方
「HitPaw Edimakor」には、Web上の動画をダウンロードする機能も備わっています。
自身で作成する動画の中にWeb上の動画の一部を引用したい場合などに使えます。
動画ダウンロードを行うには、「HitPaw Edimakor」のトップ画面の左メニューにある「ツールボックス」を選択し、「ビデオダウンローダー」をクリックします。
Web上の動画のURLを入力し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ダウンロードする動画の解像度を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ダウンロードが完了すると、ダウンロードした動画が表示されます。
(ダウンロードした動画をタイムラインに追加し、直接動画編集に使うことも可能です。)
ダウンロードしたファイルはフォルダにも保存されています。
まとめ
本記事では、特に初心者におすすめの使いやすい動画編集ソフト「HitPaw Edimakor」を紹介しました。
動画編集に必要な機能は十分備わっていて、操作もわかりやすいです。
豊富なリソースも用意されているので、見栄えの良い動画が簡単に作成できます。
手頃な価格で初心者の動画編集者に最適なだけでなく、中級者や上級者向けの強力な機能もたくさん搭載しているので、将来に渡って長く快適に使えます。
簡単で安価な動画編集ソフトを探している方には、ぜひ候補にしていただきたいです。
コメント