この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
- 破損したファイルや開けないファイルを修復したい。
- ファイル修復ソフト「EaseUS Fixo」がどのような製品か知りたい。
大切なファイル（思い出の写真や仕事の資料など）が破損により開けなくなってしまった。このような経験をしたり、まさに今困っている方もおられると思います。
ファイルが破損する原因は様々ですが、大切なファイルが開けなくなると大変です。
そこで本記事では、破損したり、開けないファイルを修復するソフト「EaseUS Fixo」を紹介します。
「EaseUS Fixo」は、破損したファイルや開けないファイルを簡単な操作で修復するソフトウェアです。無料版も用意されていて、ソフトの使い方や破損したファイルが修復可能かの確認ができるので安心です。
記事内では、ソフトのインストールから使い方まで紹介しますので、ファイル修復ソフトを探されている方は参考にしてください。
ファイル修復ソフト「EaseUS Fixo」の製品概要
機能概要
「EaseUS Fixo」は、破損したファイルや開けないファイルを修復するソフトウェアです。
以下の通り、画像や動画ファイルをはじめ、様々なファイルに対応しています。
画像
JPEG、PNG、JPG、CR3、CR2、NEF、NRW、RAF、DNG、ARW、GPR、TIF、TIFF、CRW、GIF、SR2、ORFなど
動画
MOV、MP4、M2TS、MKV、MTS、3GP、AVI、FLV、MXF、KLV、INSV、M4V、WMV、MPEG、ASFなど
その他
PDF、Word、Excel、PowerPointなど
簡単な画面操作でファイルの修復が可能です。
詳細は、以下の公式サイトで確認できます。
動作環境
「EaseUS Fixo」は、Windows版のみが提供されています。
対応するWindowsのバージョンは、Windows11、10、8、7、XPです。
ライセンス体系
「EaseUS Fixo」には、無料版と有料版（ライセンス購入が必要）があります。
無料版は有料版と比べて修復したファイルの保存ができません。
それ以外の機能は有料版と同様に使用でき、ファイルを修復できるかは確認可能なので、無料版で試して問題なければ有料版のライセンスを購入するというので良いと思います。
有料版のライセンスには、以下の3種類が用意されています。
・１ヶ月間ライセンス
・１年間ライセンス
・永久版ライセンス
1ライセンスで1台のPCに対応しています。
以下の公式サイトで、ライセンスの詳細や価格の確認、ライセンスの購入ができます。
「EaseUS Fixo」のインストール方法
「EaseUS Fixo」のインストール方法を紹介します。
Webブラウザで以下の公式サイトにアクセスします。
アクセスしたサイトで、「無料体験」をクリックし、インストーラーファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたインストーラーファイルをダブルクリックで起動します。
インストーラーが起動します。
「今すぐインストールする」をクリックします。
インストールが開始されますので、しばらく待ちます。
インストールが完了すると、以下の画面が表示されます。
「今すぐ始める」をクリックし、アプリを起動します。
アプリのトップ画面が表示されます。
※この時点では無料版として使用可能です
有料版として使用するには、左下の「ライセンス認証」をクリックします。
購入したライセンスを入力し、「ライセンス認証」をクリックします。
※「アップグレード」をクリックすることで、この画面からライセンス購入も可能です
認証が完了しました。
これで、有料版として使用可能になりました。
ライセンス認証が完了すると、トップ画面の左下の表示が変わります。
実際に「EaseUS Fixo」を使ってファイルを修復する
実際に「EaseUS Fixo」を使ってファイルを修復する方法を紹介します。
今回は、以下の2点について実際に試してみます。
１）再生できない動画ファイルの修復
２）破損したWordファイルの修復
１）再生できない動画ファイルの修復
「EaseUS Fixo」を使って、再生できない動画ファイルを修復します。
使用する動画ファイルは以下のように再生しようとするとエラーが表示されて再生できないものです。
「EaseUS Fixo」を起動します。
トップ画面の左メニューで「ビデオの修復」を選択し、「ビデオの追加」をクリックします。ファイルの選択画面が表示されるので、修復したい動画ファイルを選択します。
選択した動画ファイルが表示されます。
このファイルを修復したいので、「すべてを修復」をクリックします。
動画ファイルの修復が成功すると、「クイック修復に成功」が表示されます。
修復が成功したので、修復した動画ファイルを保存するために「保存」をクリックします。（この時に保存するフォルダを尋ねられるのでフォルダを選択します）
修復した動画ファイルの保存が完了します。
「今すぐ見る」をクリックします。
修復後の動画ファイルが保存されているフォルダが開きます。
修復後の動画ファイルをダブルクリックすると、見事に動画を再生できました。
修復したい動画ファイルを選択するだけで簡単に動画ファイルの修復ができました。
今回はスムーズに動画ファイルの修復ができましたが、以下のように修復時に失敗する場合があります。この場合にさらに高度な修復を試すことが可能です。高度な修復をするには、失敗した場合に表示される「高度な修復」をクリックします。
高度な修復をするには、サンプルビデオ（破損した動画ファイルと同じデバイスまたはフォーマットで作成された再生可能な動画ファイル）を用意する必要があります。サンプルビデオを選択し、「確認」をクリックします。
高度な修復が可能な場合は、「今すぐ修復」をクリックすることで修復できます。
「高度な修復に成功」と表示されれば修復は成功です。
「保存」をクリックし、修復後のファイルを保存すれば完了です。
２）破損したWordファイルの修復
「EaseUS Fixo」を使って、破損して文字化けのような状態になったWordファイルを修復します。
使用するWordファイルは以下のように開くことはできるけれど、文字化けのような状態になって文章が読めなくなったものです。
「EaseUS Fixo」を起動します。
トップ画面の左メニューで「ファイルの修復」を選択し、「ファイルの追加」をクリックします。ファイルの選択画面が表示されるので、修復したいファイルを選択します。
選択したWordファイルが表示されます。
このファイルを修復したいので、「すべてを修復」をクリックします。
Wordファイルの修復が成功すると、「完了」が表示されます。
修復が成功したので、修復したWordファイルを保存するために「保存」をクリックします。（この時に保存するフォルダを尋ねられるのでフォルダを選択します）
修復したWordファイルの保存が完了します。
「今すぐ見る」をクリックします。
修復後のWordファイルが保存されているフォルダが開くので、修復後のWordファイルをダブルクリックで開くと、読めなくなっていた文章が読めるように修復されました。
Wordファイルの修復も動画ファイルの修復と同様に、修復したファイルを選択するだけというとても簡単な操作でファイルの修復ができました。
まとめ
本記事では、破損したり、開けないファイルを修復するソフト「EaseUS Fixo」を紹介しました。
修復したいファイルを選ぶだけという簡単な操作で、見事に動画ファイルやWordファイルが修復されました。無料版でファイルを修復できるか確認可能なので、まずは無料版で試してもらえればと思います。
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