この記事では、次のような疑問や悩みに答えます。
ノイズキャンセリングと外音取り込みができて、Bluetoothワイヤレス接続で音質が良い低価格のヘッドホンを探している。
BluetoothワイヤレスヘッドホンSuper EQ S1はどのような製品か知りたい。
ノイズキャンセリングと外音取り込みができて、Bluetoothワイヤレス接続で音質が良いという条件でヘッドホンを探すと、数万円するヘッドホンがたくさん見つかります。
これだけの機能性を求めると、当たり前ですが高価になってしまいます。
でも諦めるのはまだ早いです。
ノイズキャンセリングと外音取り込みができて、Bluetoothワイヤレス接続で音質が良くて低価格のヘッドホンもあります。
でも価格が安くなると、当然ですが製品自体がイマイチという可能性が高くなるので要注意です。
そこで本記事では、ノイズキャンセリングと外音取り込み、Bluetoothワイヤレス接続の条件を満たし、音質も良くて低価格のヘッドホンSuper EQ S1を紹介します。
さらに有線接続も可能で、有線接続時はハイレゾ再生にも対応します。
結論を言うと、Super EQ S1は安いのに色々と良すぎる。
非常にコスパに優れたヘッドホンです。
記事内で製品の紹介や実際に使用した感想などをお伝えしますので、ぜひ参考にして下さい。
Super EQ S1の製品概要
Super EQ S1 は、OneOdio社が販売するワイヤレスヘッドホンです。
One Odio社は「高品質ヘッドホンをもっと手ごろな価格で届けたい。」という想いを掲げ、これまでに数々のヘッドホンを提供している会社です。創立は2015年と比較的新しい会社ですが、ヨーロッパ、北米、アジアなど30カ国以上で活動を行っています。
One Odio社の公式サイトでは、今回紹介するヘッドホンSuper EQ S1以外にも様々な製品を確認いただけます。
Super EQ S1 の特徴としては、ノイズキャンセリングと外音取り込みの機能を持ち、有線接続も可能で、有線接続時にはハイレゾ再生にも対応しているという点です。
さらにマイクも内蔵していて通話も可能です。
技適も取得済みです。
これだけの機能がありながら、音質も良く、低価格というまさに驚くべきヘッドホンです。
カラーはホワイトとブラックの2色が用意されています。
主な仕様は以下になります。
カラー | ホワイトとブラックの2色展開 |
接続 | 有線接続とワイヤレス接続の両方に対応 有線接続:3.5mmイヤホンジャック ワイヤレス接続:Bluetooth5.0 |
マイク | 内蔵 |
スピ一カ一直径 | 40mm |
周波数特性 | 20Hz~20KHz(Bluetooth接続時) 16Hz〜40KHz(AUXケーブル接続時) |
対応コーデック | AAC、SBC |
再生可能時間 | 最大40時間(ANC+BT)、最大45時間(BT)、最大50時間(ANC) |
充電時間 | 約2時間 |
重量 | 約300g |
製品の詳細は、以下のAmazonのページでも詳細を確認できます。
Super EQ S1のパッケージ
Super EQ S1のパッケージを紹介します。
パッケージは紙製の箱になっています。
パッケージの表側です。
カラフルな色使いで、ヘッドホンのパッケージとしては珍しいカラーリングです。
パッケージの裏側です。
パッケージの側面はさらにカラフルです。
ヘッドホンのパッケージは地味なカラーリングが多いので新鮮に感じます。
Super EQ S1の開封と付属品(内容物)
Super EQ S1のパッケージを開封していきます。
パッケージの底面に開封口がありますので、そこから開封します。
開封すると付属品のポーチが最初に現れます。
パッケージの中には付属品として以下の6点が入っていました。
<付属品(内容物)>
・Super EQ S1 ヘッドホン本体
・充電ケーブル(USB Type-A to micro-B)
・AUXケーブル
・航空機用変換アダプタ
・ポーチ
・書類一式
充電ケーブルと有線接続時に必要となるAUXケーブルだけでなく、航空機用変換アダプタが付属していますので、特に飛行機の利用が多い場合にはありがたいです。
持ち運び用のポーチも付属しています。
表側はSuperEQのロゴ入りです。
ポーチの裏側です。
書類一式は、「取扱説明書」、「使用にあたっての注意書」、「FAQクイックガイド」の3点です。
ここまで付属品が充実しているのは嬉しいです。
Super EQ S1 ヘッドホン本体の外観
Super EQ S1の外観を紹介します。
ヘッドホンを折りたたんだ状態です。
かなりコンパクトになるように設計されています。
ヘッドホンの全体はこのような感じです。
装着時にはあまり見えない部分ですが、ヘッドハンドの内側は赤色でインパクトがあります。
イヤーパッドはかなり柔らかく、長時間の利用もしっかりと考えられています。
左右が簡単に見分けられるようにイヤーパッドの内側に「L」と「R」の文字がプリントされています。
ヘッドハンドの長さは10段回で調整可能です。
(上の画像は一番短い場合、下の画像は一番長い場合)
ハウジング部分はブラックを基調として、白字で「SuperEQ」のロゴがプリントされています。
また、周りにシルバーがあしらわれていて高級感があります。
「R」側のハウジング側面の下側には、
・マイク(マイク用の穴)
・充電端子(micro-B)
・3.5mmイヤホンジャック
・ノイズキャンセリング・外音取り込み切り替えボタン
が備わっています。
一つのボタンでノイズキャンセリングのオン/オフ、外音取り込みモードへの切り替えが可能です。
「R」側のハウジング側面の前側には、音量の上げ下げや電源ON/OFF、再生/停止などを状況に合わせて操作できる計3つのボタンが備わっています。
中央にある「○」のボタンは電源のON/OFFや再生/停止だけでなく、電源OFF時に長押しする事で、ペアリングモードへの切り替えが可能です。
実際にSuper EQ S1を使用して感じたこと
Super EQ S1を実際に使用して感じた良い点とイマイチな点をお伝えします。
結論としては、この低価格でこれだけの機能・性能と考えるとコスパはかなり高く、大満足です。
良いと感じた点
Super EQ S1を使用して、個人的に良いと感じた点を紹介します。
ノイズキャンセリングが優秀
ノイズキャンセリング(アクティブノイズキャンセリング)の性能はかなり高いです。
正直驚きました。
公式ページでは4つのマイクを使い最大33dbの騒音低減効果があると記載されていますが、この効果は絶大です。
密閉型である上に、ノイズキャンセリングの性能が高いため、テレビやエアコンなどの音がかなりカットされます。
2〜3万円するヘッドホンにも匹敵するぐらい優秀です。
外音取り込みが便利
ヘッドホンを使用中に周りの人と会話するような時、周りの音(例えばアナウンス)を聞きたい時、ヘッドホンをいちいち外さなくても外音取り込みに切り替えるだけで可能なので便利です。
テレビの音をヘッドホン未装着時と装着時(外音取り込みモード)とで比較しました。
外音取り込みモードでヘッドホン装着すると、ほんの少しだけ取り込む音量が小さい感じもしますがテレビの音は普通に聞こえます。
外音取り込みモードの状態でヘッドホンの付け外しをしてもほとんど変化がないぐらい自然な感じで聞こえます。
フラットな音質
音質は変なクセもなく、フラットな音質だと感じました。
低域も中高域もバランスよく聞こえ、聞いていて心地が良いです。
ちょっと不思議に感じたのは、ノイズキャンセリングをONにした時と、OFFまたは外音取り込みの時とでは、音質が変わります。
ノイズキャンセリングONの時は重低音がかなり強い感じになります。逆にノイズキャンセリングOFFまたは外音取り込みの場合はフラットな音質です。
いずれにしても、この価格帯としては十分な音質だと感じました。
連続稼働時間が長い
連続で40時間以上稼働するので使用中に充電を気にすることがなく、使い方によっては数日間充電しなくても持ちます。
充電が切れるのが早いとストレスになりますので、その点は安心して使用できます。
ハイレゾ再生にも対応
有線での接続が必要ですが、有線接続時にはハイレゾ再生も対応しています。
ハイレゾ音源まで聴けるというのは嬉しいです。
メガネを掛けて使用しても痛くならない
イヤーパッドの材質がほどよい柔らかさで、長時間(4時間程度)メガネを掛けて使用しても圧迫されて耳が痛くなるといったことはありませんでした。
イマイチと感じた点
Super EQ S1を使用して、個人的にイマイチと感じた点を紹介します。
イヤーカップが小さめ
僕は成人男性の標準的な耳の大きさに近いと思いますが、イヤーカップにちょうど収まるぐらいです。
計測したところ、イヤーカップの内径は53mm、外径は94mmでした。
少し耳の大きい方だとイヤーカップが小さく感じるかもしれません。
充電端子がUSB micro-B
充電端子はUSB micro-Bです。
最近ではUSB Type-C端子を採用する製品が増えていて、個人的には充電ケーブルもUSB Type-C端子で統一していきたいと考えているので、USB micro-Bというのは少し残念です。
まとめ
本記事では、ノイズキャンセリングと外音取り込み、Bluetoothワイヤレス接続の条件を満たし、音質も良くて低価格のヘッドホンSuper EQ S1を紹介しました。
さらに有線接続も可能で、有線接続時はハイレゾ再生にも対応します。
このように高級機種と同様の機能を備えているにも関わらず、低価格という事に驚きました。
ノイズキャンセリング入門としての購入はもちろん、2台目、3台目の購入としてもおすすめできる製品です。
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